4/27 すくすく畑うね作り
2019.04.274/24 森の山探検コース(年中園児)
2019.04.24この日園長は、年中園児と共に森の山探検コースを探索しました。この探検コースは4年前の創立60周年記念事業として、当時の保護者が森の山側面の鬱蒼と生い茂った部分を切り開き、丸太階段を設置する等して一周ぐるりと探検できるように作ったものです。
子ども達は背丈が伸びた草や笹竹をかき分けながら、斜面では四つん這いになってずり落ちないように進みました。そこを乗り越えると見晴らしのいい所に出ます。「ふたば園(旧双葉幼稚園)」さんの園庭のそばを通り丸太階段を登ると、お地蔵さんや昔の墓石等も出現し、ちょっとしたミステリースポットになります。そこから森の山の鬼たちが住むという赤いお堂を横に見ながら、山菜が群生する斜面を横断し、ようやく中腹に戻ってきました。
子どもたちはドキドキワクワクの表情でした。このようなコース上の数々の小さな試練が、子ども達の冒険心をくすぐりますね。連休明けも賑わうことでしょう。
「ミミズ大好き!」
2019.04.17昨日16日の年長園児の、すくすく畑活動後の様子です。堆肥場にはミミズが沢山いますが、土壌を栄養満点にしてくれる貴重な生き物です。園長が子ども達にミミズを近づけると、最初は「キャー!」と叫び嫌がるのですが、次第に皆興味深そうに見つめ、中には自ら手に取って可愛がる(?)子もいました。んー?女子ばっかりだ(笑)。
その他ツリーハウスや竹やぶで遊んだり、群生しているヒメオドリコソウを摘んだり、子ども達はそれぞれ楽しく過ごしました。
「園児と共に過ごした平成、そしてこれから」(広報わかくさ掲載)
2019.03.22昭和が終わった日、私は東京都内の証券会社に勤務していました。天皇陛下崩御の知らせは瞬く間に株式市場を駆け巡り、印刷会社関連の銘柄が暴騰しました(年号が変わることによる需要増の理由)。天皇陛下という敬うべき対象の死が株式相場を動かすという現実に、非常に違和感を覚えたことを記憶しています。
それから数年後に急きょお寺を継ぐことになり会社を退職、本山で修行後の平成六年より若草での勤務がスタートしました。最初は右も左もわからず戸惑ってばかりでしたが、園児と一緒に「走る、ぶつかる、泣く、笑う」を繰り返していく内に、次第に園生活に溶け込んでいったような気がします。PTA活動や遊具作り、ビオトープ整備や畑仕事、トライアスロンや駅伝等保護者と一緒に汗を流す活動も、私の生きがいの素になりました。
就任当時一緒に過ごした子どもたちはあっという間に成長し、タイムカプセルオープン式を経て、現在保護者として、あるいは若草の職員として戻ってきています。園児の頃の懐かしい話をするのが嬉しい限りです。
子どもたちを取り巻く環境は時代と共に変わりましたが、子ども本来の姿は、いつも変わりません。英語の「教育」を表す「エデュケイション」は、元々は「引き出す」という意味です。我々大人が、いかにその子の本来持っている「輝き」を引き出していくかが、時代に関わらず大切なことです。
平成の三十年間は終わりますが、新しい時代の中で、子どもたちからはさらに羽ばたいていってほしいと思います。
卒園おめでとうございます。
鬼の遠征
2019.02.26節分の豆まきの時に、若草だけでなく外部に遠征するようになってから、もう20年ほどになります。森の山に棲む鬼たちは、年に一回だけ遠足に行けるのが楽しみなようです。
これまで様々な所へ訪問させて頂きましたが、決して行ってはならない場所がありました。それは…「金融機関」。もし武器を持った鬼たちがいきなり押しかけたら、強盗と勘違いされすぐに警察へ通報される可能性が高い…、だからこれまで避けてきました。
でも現在の今町郵便局の局長さんは園長と旧知の仲だったので、今回事前に連絡してお伺いすることにしました。幸いお客さんが不在で(笑)、トラブルもなくスムーズに襲撃することができました。S局長さん、ありがとうございました。
その後「ふたば園」を皮切りに、様々な施設を襲い、中町周辺では「商売繁盛!」を声高々に叫んできました。持地院発行の「大般若祈祷札」(家内安全、身体堅固)を進呈しながら。「交流ひろば」では、小さいお子さんを前に優しい鬼になり、若草をPRしてきましたよ。泣かれましたが(笑)。
皆様、ご協力ありがとうございました。
中村文昭さん再び
2018.12.28昨年6月に本園の親子登園日で講演頂いた中村文昭さんの講演会が、今月19日に三川の「なの花ホール」で行われ、再び拝聴してきました。
やはり彼の話は、何度聴いても素晴らしいですね。2時間があっという間でした。笑いと感動、そして人生の教訓。人間力あふれる中村氏の生きざまに触れることで、誰でも元気がでるのではないかなと思います。年間300回以上も講演している中村さんですが、私のことを覚えていてくれたようで(一番前に座っていたからか)、講演後にわざわざ握手しに来てくれました。
中村氏に関しては、著書や講演、ネット上での動画等で以前からその考えには慣れ親しんでいますが、同じ内容でも複数回接することで、その信念の理解と深みが増していくのを実感します。
昨年の園での講演会後に、彼の講演CDの「しゃべくり」を全8巻を園で購入し、沢山の保護者に貸し出ししました。私の場合は、出張の際に運転しながら聴いています。これがまた最高に面白いのです。職員室に複数セット在庫があるので、このブログを読んで関心を持った方(どなたでも)、是非貸し出ししますので、幼稚園にご連絡下さい。(0234-22-2132)
川島実さんの新たなチャレンジ
2018.12.2611月に川島さんと酒田で会った時、今回の件は聞いていましたが、このように報道されると改めて、彼の並々ならぬ意欲を感じます。
(元プロボクサーの医師、川島実氏が奈良県知事選出馬へ)
https://www.sankei.com/politics/news/181218/plt1812180027-n1.html
(youtubeニュース動画 https://www.youtube.com/watch?v=4Thc2L9hNyQ )
若草幼稚園の元保護者であった川島さんは、短い期間でしたが、我々に大きな影響を与えました。有言実行の川島さん、是非頑張ってほしいですね。
下記の文は、4年前に川島さんが酒田を離れた時に、私が書いたものです(画像もその時のもの)。
「川島さん一家が酒田市から離れ、実家のある奈良県へ引っ越されました。川島さんには公私に渡りお世話になりました。飲むとよく寝る方でしたが、今月3日の送別会でも、やはり最後は寝ていました。何事にも情熱的に取り組む分、どこでも寝ることで心身をリセットしているのだと思います。
幼稚園の保護者たちとも互いに親交を深め、我々に多大な影響を与えてくれた川島さん、今後の益々の活躍を期待しております。酒田でのトライアスロンおしんレース、そして駅伝大会の際には、チーム若草のために是非戻ってきて下さい。お元気で!
以下は、2年前に倫理法人会の講演会で話していただいたものをまとめたものです。彼の生きざまに少しだけ触れることができます。
https://www.facebook.com/notes/大滝-宗徳/鉄人ドクター川島さん-酒田から被災地に通って/112857528878890」
「ののさまと子どもたち」(「広報わかくさ」第2号掲載)
2018.12.23若草幼稚園は持地院境内にあるので、大仏さんやお地蔵さん等沢山の仏像が、毎日園庭で遊ぶ子どもたちを見守っています。またお寺に時々お参りに行くことで、園児は本堂の香り、静寂等独特の雰囲気を感じとっていると思います。子どもたちが呼ぶ「ののさま」とは幼児語で、お釈迦様や観音様等仏様すべてを指します。昔は「尊いもの」を「のんの様」と呼んだからという説や、「かんのんさま」→「のんさま」→「ののさま」となったという説もあります。
各クラスには「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」の写真が飾られています。はるか未来にこの世に降りてきて衆生を救うといわれる菩薩ですが、園児が若草を巣立っても、その成長をずっと見守っているという思いが込められています。子どもたちは、毎日歌う「黙想・いのりましょう」の歌詞にあるように、「今日一日を元気よく」過ごし、「明日の勇気と幸せ」のために、ののさまにお参りします。
子どもたちが各行事でお参りする機会は写真の通りですが、普段の園生活や先生たちの教えの中に、仏の教えが随所に散りばめられています。仏教を言葉で理解するのは園児にとって難しいことですが、原体験の蓄積を通して学んでいきます。知らず知らずの内に、「自然の摂理の大切さ」、「生きとし生けるものすべての命の尊さ」、「慈愛の心」、「自分のしたことは、善いことも悪いこともすべて自分に返ってくる」というようなことを、心に刻んでいってほしいと思います。
サンタの出戻り(ぴょんぴょん広場)
2018.12.12今年は何とサンタが2名登場しました。ブルガリアから来
宗教的・外見的バックボーンの違いから昨年引退したはず
天地返し
2018.12.05今日すくすく畑の天地返しを行い、土中の菌を地表にさら
今年度畑作業にお手伝い頂いた保護者やOBの皆さん、本