「ワンタッチ・スピードチェンジャー」が欲しい! (若草リレーブログ10/15より転載)
2014.12.04もしドラえもんのポケットから、何か一つ望みの物が手に入るとしたら…私は「ワンタッチ・スピードチェンジャー」を希望します。と言っても、これはドラえもんのマンガに過去に登場したものではなく、私の造語です。私の望みは、ボタン一つで次々に着替えができる装置なのです。
例えば今日1日を振り返ると、朝は檀家さん宅で読経するために坊さんの衣姿、帰ってきてからは園児のいもほりで宮野浦の畑にツナギ姿で行き、昼すぎは寺の檀家役員さんと会議のため作務衣姿、そして午後は酒田地区私立幼稚園連合会の研修のためスーツ姿、そして夜は息子の小学校の球技大会の練習のためジャージ姿と、朝から晩まで何度も着替えました。
別に忙しさを誇示しているわけでないですが、仕事柄何度も何度も着替えるわけです。もしボタン一つでさっと素早く着替えられたら最高です。
これに加えて、例えば夏だったら、泥んこプールの格好もするし、
おしんレースなどの大会では、愛犬の黒柴クウとおそろいのランニング姿にもなります。
また、時々お地蔵さんともペアルックにもなります。
そんなわけで、やっぱりドラえもんの「ワンタッチ・スピードチェンジャー」が欲しいです!
自然界のバランス
2014.11.15すくすく畑では、年長組が植えた大根がもうすぐ収穫を迎えます。8月末に種まきして、収穫が今月末なので、約3ヵ月の栽培期間です。葉っぱは上段左の写真のようにかなり生い茂ってます。害虫からの食害はほとんどありません。でも上段右の写真は、10年以上前のすくすく畑を始めた頃の大根の画像です。黒いカブラババチの幼虫から、葉っぱがかなり食害されています。有機無農薬栽培なので、このように作物が喰われるのは仕方ないと当初は思っていました。ところが毎年野菜栽培を繰り返すうちに、徐々に虫の被害は少なくなっていきました。
もちろん野菜を食べにくる虫はいますが、例えばアブラムシに対するテントウムシのように、その天敵が存在することで被害が最小限にとどまるのです。いろいろ本で調べてみると、有機無農薬栽培を長く続けると、自然界のバランスがしだいに保たれていくそうです。生産農家のように出荷するわけでないので、サイズや形状を気にせず、安全で美味しい野菜が食べられればいのですから。何か子育てにも通ずる教訓がありそうですね。それについてはまた後日書きたいと思います。
いのちの供養
2014.10.0910月2日、「いのちの供養」という行事を園庭で行いました(年中、年長組対象)。園庭には「いのちの搭」という小さなお墓があるのですが、園で飼育していたうさぎやカメ、ザリガニなど、あるいは森の山の様々な生き物が亡くなった時に埋葬してナムナムしています。そして年に1回のこの時期に、みんな一緒に供養の機会を設けています。
私がバッタやカブトムシ、犬やキリンなど色々な生き物の写真を見せて、その寿命を教えました。1年以内の寿命の虫から、100年以上生きるシロナガスクジラなど、短いのから長いのまで約20種類の生き物の寿命のお話をしました。子ども達は興味深そうに聞いてくれました。それぞれの生き物は寿命があるから、虫などを勝手にいたずらで殺してしまったりしないようにと話すと、子ども達もしっかりうなずいてくれました。
最後に、「セミの一生」という詩を紹介しました。原曲は英語です(以前の「園長のつぶやき」でも紹介しました)。
「I come on Monday. It is my first day.
I fly on Tuesday. It is my second day.
I play on Wednesday. It is my third day.
I sing on Thursday. It is my fourth day.
I date on Friday. It is my fifth day.
I sleep on Saturday. It is my sixth day.
I go on Sunday. It is my seventh day. Oh … It is my last day.」
この詩を日本語でこんなふうに紹介しました。
「月曜日、僕は土から出てきた。これが最初の日だ。
火曜日、ぼくは空を飛んだ。これが2日目だ。
水曜日、僕はいっぱい遊んだ。これが3日目だ。
木曜日、僕は歌った。これが4日目だ。
金曜日、僕はメスのセミとデートした。これが5日目だ。
土曜日、僕は疲れていっぱい眠った。これが6日目だ。
日曜日、僕は再び遊ぼうと飛び出した。これが7日目だ。
あ!今日が僕の最後の日だった…」
何だかせつない歌ですね。でも、セミは自分の生を全うして終えていく。そこに長い、短いはないし、満足、不満もない。人間も同じだと思います。生を全うすることが大事なのです。この世に生れ、歩き出し、友だちと遊び、歌い、成長して伴侶を得、子孫を残し、死んでいく。生き物はすべて同じなのですね。そんな話をしました。子ども達は果たして理解してくれたかな?
「泥んこ」と「幸せ」の関係、その科学的考察 (9/12 リレーブログより転載)
2014.10.097年前にアメリカの学者が、ある研究結果を発表しました(2007年5月、米学術誌「神経科学」掲載…『免疫反応によるセロトニン作動システムの発見』)。マウスの実験によるものですが、簡単に言うと、土壌中に含まれる微生物により、セロトニンが活発に放出されることが実証されたのです。セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、気持ちが元気になったり、物事をポジティブに考えるという作用があります。なので、「うつ」の症状の患者に対して、泥んこ遊びをさせて、土に含まれる微生物の働きでセロトニンを分泌させ、うつ症状を改善させる試みが図られているそうです。
自然の中で過ごせば、この微生物は自然に飲み込んだり、呼吸とともに体内に入ってくることが十分考えられるそうです。近年、アレルギーの子どもが増えたり免疫的に弱かったりする原因が、保護者も含め、自然の中で遊ばなくなったり生活環境が清潔になりすぎて、土壌菌などに触れる機会が無くなったためだ、とする考えが報告されています。
泥んこプールは、何年か前にお父さん達と一緒に手作りしたのですが、それ以来、一番利用しているのが園長です(笑)。自分も若草幼稚園時代、毎日泥にまみれて遊んだ記憶があります。泥んこ遊びが一番楽しかったという自分の経験から、園児達にも積極的に土と触れ合う機会を設けています。でも、昔と比べて今の子ども達は、汚いことを避ける風潮があります。今の時期にいろいろな雑菌と接して(少し語弊がありますが)、免疫力を高めることが必要だと感じます。保護者からもご理解いただきたいと思います。
先ほどのセロトニンは、園芸などの土いじりでも放出されることがわかっています。泥んこ遊びだけでなく、すくすく畑の野菜作りの活動も益々活発に取り組んでいきたいと思います。そうして、みんな幸せになろう!!(笑)
タイムカプセルオープン式(8/11のリレーブログより転載)
2014.09.12一昨日行われたタイムカプセルオープン式について書きます。子ども達との15年ぶりの再会、保護者の皆さんとの語らい、あっという間の2時間でした。正直言って、女性は化粧しているから、ほとんどの子は会ってもすぐに〇〇ちゃんとはわかりませんでした。名前を言われてみて、「ああ~面影ある!」という感じでしたが、皆さん可愛いお嬢さんになっていましたね。男は、園児がそのまま大きくなっている子もいれば(笑)、精悍だったりイケメンになっていたり様々でした。でも笑うと、大体年長の頃の面影が見えるものです。私は当時は副園長だったのですが、「むねちゃん!」と当時の呼び方そのままで声をかけられ、懐かしく嬉しかったです。
彼らは全員20歳を過ぎていたので、一緒にお酒も飲みました。彼らにビールをつぐのも、つがれるのも何か変な気分でした。やはり私の中では年長の頃のイメージでストップしているので、どうしても大人の相手として認識できないのです(笑)。それでも園児時代の思い出話に花が咲き始めると、当時のように屈託なく笑い合った関係を徐々に取り戻しました。時間が足りず、皆とゆっくり話せなかったのが残念でした。
タイムカプセルの品、それは友だちと一緒の写真、自分が描いた絵、担任や保護者からのメッセージ、将来なりたいもの、そしてパズルや折り紙など好きだった遊びの品です(カプセルに皆の分を入れるためには、どうしてもかさばらないものになります)。初めは遠い昔のことで、なかなか輪郭すらつかめなかったあの時の心持ちが、カプセルの品を見て、15年の空白を瞬時に埋めてよみがえってきたのではないかと思います。友だち、先生、そしてお父さんやお母さん、当時自分を取り巻いていた温かい存在に触れて、何かしら感慨深いものがあったかと思います。私たちも同じような感情を抱きました。
2時間はあっという間に過ぎ、皆それぞれ帰りましたが、若者同士2次会に向かう場面も見られました。これで仲良くなって恋人同士になりめでたくゴールインしたら、後は言わなくてもわかりますね。若草に戻ってきてください。これがタイムカプセルの本来の目的なのです(笑)。ウソです。
私もその夜は、保護者の皆さんと2次会に繰り出し、お互いに年をとってくたびれてきた現状を嘆きつつ、楽しく旧交を温め合いました。皆さん、また会いましょう!
ある鉄道会社社長の話 (7/11のリレーブログより転載)
2014.09.12こんばんは、園長です。DNAシリーズは1ヶ月間の長期にわたって展開されましたが、先生達のそれぞれのお話、面白かったですね。今後は皆さんご自由に(笑)。
一昨日のぴょんぴょん広場に参加された保護者の皆さんに、今日お礼の手紙を出しました。それと同じ内容ですが、こちらでも紹介します。
「ある鉄道会社社長の話」をさせていただきます。「私が一番受けたいココロの授業」(著:比田井和孝 ごま書房新社)という本の中で紹介されていた話です。
『これは、アメリカの話です。ある鉄道会社の社長が、線路の修理現場を視察していました。すると、1人の作業員が親しげに話しかけてきました。
「久しぶりだね!君もずいぶん出世したものだね。君が社長になったと聞いた時は、本当に驚いたよ」。
見ると、その社員は、約10年前に、社長と一緒に作業員として働いていた友人でした。その友人は言いました。「10年前は一緒に、50ドルの日給をもらうために働いていたのにね。君も変わったね」。
社長は答えました。「…そうだったのか。君は50ドルもらうために働いていたのか。私は、10年前も今も、この鉄道会社のために、そして、世の中の人たちに快適な旅をしてもらうために働いているんだ」。』
仕事でも何でも、目先の欲求を満たすために漫然と作業を繰り返すような気持ちで行うのと、明確な意図を持って、将来への夢や理想を描いて行うのとでは、仕事の内容はおろか、その人の環境や生き方まで大きく変わってくるというエピソードです。
幼稚園の現場でも、先生達が保育をふりかえって話し合いをする際、「この子の何を伸ばしたかったのか?教師の意図、目的は何だったのか?」というような議論がよく交わされます。当然ですね。
皆さんも、我が子に将来どんな人間になってほしいか、その人間像をイメージとして常に考えながら子育てしていくことが大切だと思います。日々の子どもの言動に振り回されるのではなく、我が子が人間として大きく成長するために、親としての自分の在り方、関わり方はどうであろうかと…。まあ、あまり考えすぎると頭でっかちになってしまいますが(笑)。
こんなことを偉そうに書く園長ですが、私も日頃、行き当たりばったりの行動をとることが多いです。何か考えていそうで、実は何も考えていない…。言っときますが仕事じゃないですよ。プライベートです💦 皆さん、お互いに気をつけましょう。
DNA2(6/12のリレーブログより転載)
2014.09.12園長です。山口先生のDNAの話いいですね。ほのぼのします。
私も似てると言われることがよくあります。それは父に・・・・。実はそう言われるのが本当にいやでした。なぜなら私が子どもの頃の父のイメージは、夜はいない、お酒をいっぱい飲んで帰ってくる、声がやたらでかい、目立つことが好きだ、不器用である、思いつきで行動する、なんかだらしない・・・、えっ、今の私と全く一緒だって?
やはり親子は似るのですね。父の場合は幼稚園の創立者であり、いろいろなアイデア、企画を出して、若くして大きな事を次々と成し遂げてきた歴史があります。早くから病気になり、人生の後半はほとんど表舞台には立ちませんでしたが、私も知らず知らずのうちに影響を受けているのかもしれません。父のようなスケールの大きさはありませんが…。2年前に父が亡くなってから、いろいろ考えます。
一方、我が息子(小学6年生)は、先日こう言ってました。「自分は将来平凡に生きていきたい」と…。
父、そして私の姿を見てきて、完全に反面教師になっているのでしょう。逆に似ないで良かったかもしれない。でも、平凡こそが一番難しいということが、いつかわかるでしょう。
「ワールドカップの思い出」(5/12のリレーブログより転載)
2014.09.12今日は園長です。今日、サッカーのワールドカップ・ブラジル大会のメンバーが発表されましたね。選ばれた23名からは、目標のベスト8以上目指して頑張ってほしいです。正直、予選リーグもかなり厳しい戦いになると思いますが、前回大会のようにチーム一丸となって突破してほしい。また寝られない日が続きそうです。
若い人には申し訳ありませんが、かなり古いワールドカップの話を書きます。
24年前の1990年、私は東京で会社勤めをしており、草サッカーチームに所属していました。ワールドカップのイタリア大会が始まる頃で(まだ日本は出場していない)、毎週サッカーの試合に明け暮れていた私はいてもたってもいられず、1週間の休暇を取り、ボーナスをはたいてイタリアに単身飛びました。往復の飛行機の切符だけ求め、大会のチケットはおろか宿泊する場所もない貧乏旅行(試合のチケット代を捻出するため)でした。今思うと若さだけの無謀な行動でしたが、何もしがらみがない中で、1人で思いきり好きなことを実行できる幸せな時期でした。
イタリアのダフ屋みたいな人々と交渉してチケットを購入し、なんとか4試合を観戦することができました。電車で各地に移動しながらの野宿同然の旅でした。ローマの8万人が収容できるスタディオ・オリンピコでの地元イタリアの試合、選手の熱いプレーや観客の熱狂は今でも忘れられません。観客席には東洋系はほとんどいませんでしたが、国の威信をかけた戦いに私まで巻き込まれたようでした。この大会で得点王になったスキラッチ(写真左)は、後にJリーグのジュビロ磐田で活躍することになります。イタリアは予選からずっと勝ち続けましたが、準決勝で惜しくもアルゼンチンにPKで敗れました。
そのアルゼンチンのスターと言えばもちろんマラドーナ(写真左)。実際の試合は日程の関係で見れず残念でしたが、テレビで彼のプレーに釘付けになりました。彼の全盛期はその前のメキシコ大会(1986年)であり、有名な「神の手」や「5人抜き」が生まれた大会です(マニアックですみません)。我々の年代のサッカーのアイドルと言えば、文句なくマラドーナです。
そしてそのマラドーナ擁するアルゼンチンを決勝で破ったのが、西ドイツです。写真はマテウス(左)とリトバルスキー(右)。ベルリンの壁が崩壊したのが前年の1989年。そして東西ドイツが再統一したのがこの大会のわずか3ヶ月後です。すごい歴史の節目、はざまで勝ち取った優勝でした。現在は香川を始め、岡崎や内田など多くの日本人がドイツで結果を残していますが、当時の西ドイツと言えば、日本人など入り込む余地のない(奥寺選手は例外)世界に冠たるサッカー王国でした。
ということで、W杯のメンバー発表が今日だったこともあり、中年オヤジの無理やりの過去の郷愁ブログでありました。失礼しました。そして気持ちは現代に戻って、ザックジャパン、ゴールを目指せ!
東北農政局のHPで紹介されました
2014.05.01東北農政局のHPに、食育ブログ「 食(ク)リックひろば」が設置されているのですが、このたびの東北地区食育コンクールで審査部会長賞を受賞した本園の取り組みが、4/30日付けで詳しく紹介されました。ありがとうございました。
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/index.html#140430
こちらにも転載させていただきます。
「今日は、平成25年度東北地域食育活動コンクールの農林漁業体験分野で審査部会長賞を受賞された、山形県酒田市の学校法人龍州(りゅうじゅう)学園 若草幼稚園の「すくすく畑の堆肥作りから野菜収穫まで」の取組をご紹介します。
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/img/dscf2404.jpg
こちらの幼稚園は、曹洞宗の「持地院」というお寺の敷地内にあり、このお寺のご住職が園長を務めている幼稚園です。
お寺ですから、墓地もあり、お盆やお彼岸には多くの檀家さんたちが、ご先祖様や亡くなった方の供養のためにお墓参りに訪れます。
そのときに、供えられるたくさんの供物やお花は、昔は野焼きなどをして処分していたのですが、時代と共にその処分がだんだん難しくなり、有料で業者に頼まなければならなくなりました。
供物や供花の大体はお墓参りに来た方たちにもって帰ってもらうそうですが、それでも残ってしまうものもあり、かなりの処分費用が掛かるのだそうです。
そこで、住職さんが考えたのは、供えられた花を堆肥化して再利用できないか??ということだったそうです。
供えられた花を堆肥にすることは、エコロジーにもつながり子どもたちにも良い教育になると考え「堆肥つくり」の取組をはじめたそうです(*^。^*)。
私たちは生きてるのではなく、食べ物などの命を頂いて自然に生かされている・・・。
そういえば・・・仏教の教えの「無常観」は、形あるものは必ずいつかは滅し、万物は「生・住・異・滅」を繰り返して転変する・・・つまり全てのものに永遠はないというものです。
お墓に供えられたきれいなお花も時間とともに枯れてしまいますが、その花が堆肥になり、土に戻り、栄養となって野菜を育て、その野菜を食べ物として頂いて生きていく。仏教の教えの「輪廻転生」(生きているものは滅してもまた生まれ変わる)にも通じるような気がします。
お寺の幼稚園ならではの食育の取組ですね!
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/img/dscf6056.jpg
さて、実際の堆肥作りでは、お花を包んでいるビニールやゴムなどは土に還らないので、年長の園児たちがハサミを使って取り除く作業をまず行ないます。その際、茎が腐っていて、ニオイが臭かったりするのですが、そういった経験も、「万物は循環して成り立っている」という事も身をもって体験出来る良い機会になっているそうです。
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/img/dscf1044.jpg
その後、花は刻まれ、鶏糞・油かす・ぬか・籾殻・発酵促進剤などを混ぜ発酵させます。
ホカホカと湯気を出し、発酵している堆肥を見て有機物が土に還る仕組みも子供たちは学びます。
そうして出来た堆肥を栄養として、100坪以上の敷地でトマト、ナス、ピーマン、ニンジン、とうもろこし、スイカ、メロン、かぼちゃ、小松菜、アイスプラント・・・・などなど、実に様々な野菜や果物を育てています。
作物が育つ様子をきっと園児たちは「早く大きくならないかなー」と純粋な気持ちで楽しみに見守っていることでしょう。そして収穫したものは生でそのまま食べたり、炭火で焼いたりして食べるそうですが、自分たちが作った野菜や果物は格別な味なんでしょうね!
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/blog/img/dscf6812.jpg
保護者からは、野菜嫌いだった園児が、自分たちで作って収穫した野菜がおいしくて野菜嫌いが直った!との喜びの声もあるそうです。
作業工程ではシルバー人材の方々との共同作業もあり、地域のお年寄りとのふれあいもあるそうです。
また、保護者もこの活動に関わっていることで、野菜づくりに興味が湧き、家庭でも家庭菜園を始めて家族ぐるみで食への興味が広がった、など、食育の広がり、効果をみせているそうです。まさに「すくすく畑」では作物だけじゃなく、子どもたちもみーんなすくすく育っているんですね(^○^)。
おいしそうに食べている園児の姿、とても楽しそうです♪♪
土に触れ、作物を育て、命や自然、仏教の教えも学ぶ・・・。
供花を堆肥化するという着眼点もすごいし、本当にすばらしい取組だと思います。
これからも、子どもたちをすくすく育てる食育活動を続けていただきますよう、ご期待申し上げます。
平成26年4月30日
(東北農政局HP、食育ブログ「 食(ク)リックひろば」より転載)