今年も早朝雪だるまをやるか!?
2008.12.16先日はぴょんぴょん広場に参加いただきありがとうございました。
最近はぐっと寒さが増してきて、いよいよ冬が到来したなという感じがします。
雪がいっぱい降れば大人は憂鬱になりますが、子ども達は大喜び。雪遊びにせっせと励むことになります。
昨年度はそれを逆手にとり、大人も童心に帰ろうということで、お父さん達を集めて早朝カマクラ、ジャンボ雪だるま作りを行いました。平日の朝5時に集合、まだ空は真っ黒で誰のお父さんが来たかよく分からない中、黙々とグランドに雪を集め、大きいカマクラや雪だるまを作りました。日が昇り、ようやくお互いの顔が判別できた頃に完成、そこには充実感いっぱいの笑顔が広がっていました。
その日登園してきた子ども達はびっくり仰天。嬉々として遊ぶ姿が印象的でした。
今年もいっぱい雪が降れば、またやろうかなと思っています。幼少の頃に自らが夢中になっていた遊びを再体験し、また、それが結果的に子ども達に喜んでもらうことになれば、元気がないと言われる大人達の「生きる力」にもなっていくのではないかと思います。(ちょっと大げさか?)
野菜ソムリエ
2008.12.05先日のぴょんぴょん広場に参加していただきありがとうございました。サンタクロースをやらせていただきましたが、坊さんの格好から一旦私服に着替えて、あの赤い衣装を付けながら、「俺っていったい何?」とふと思いました。まあ子ども達が喜んでくれれば、何でもありということで・・・。
ところで皆さん、野菜ソムリエって聞いたことありますか? 王監督の娘さんの理恵さんやタレントの長谷川理恵さんなどがその資格を持っていることで知られていますが、正確には、ベジタブル&フルーツマイスターと言います。ソムリエと言うと、ワインを口に含みながら難しい顔をして味や銘柄を判断する印象がありますが、そんな敷居の高いものではありません。ベジフルマイスター協会のHPからその定義を抜粋すると、「野菜と果物の魅力を様々な形でわかりやすく伝え、生活の中で、野菜と果物をもっと美味しく、もっと楽しんでもらい、豊かな食シーンの実現に貢献する。それがベジタブル&フルーツマイスターの役割です」。
実は私も、野菜ソムリエの資格をこの春取得しました。と言っても、第1段階であるジュニアマイスターの資格であり、1回2時間の講座を7回受け(通信教育でもよし)、クッキングレシピなどの課題をこなし、試験に受かれば比較的簡単に取ることができます。講座では、青果物から得られる新しい発見に感動する力、そしてその感動を表現する力を学んだり、青果物の品種、作型、栽培方法、鮮度、生産から流通までの知識を身につけ、時には食べ比べを実施し、青果物のカルテを作成し、様々な条件による味の違いを見極める力を学びます。講座には、主婦の方や料理好きの女性、スーパーの経営者、青果市場の関係者、居酒屋の料理人の方々など、様々な分野から参加していました(7割が女性でした)。
私は、幼稚園の子ども達とのすくすく畑での体験から、野菜の有機無農薬栽培にとても興味を持つようになり、それがきっかけでこの資格を取得したいと思うようになりました。もう一つ上の段階であるマイスターを取得するには、さらなる講義の時間や勉強の必要がありいつ取れるか分かりませんが、将来きっと取得して、野菜作り、そして子ども達への食育を充実させたいと思います。
皆さんの中でもし興味を持たれた方がいれば、情報を教えることもできるので、気軽にお尋ね下さい。
王理恵さんがテレビのCMで付けていたエプロン、試験に受かったので購入することもできるのですが、あれを付けるのはちょっと恥ずかしいです。
秋まつり御礼(11/1)
2008.11.01 先日は秋まつりにお越しいただきありがとうございました。
私はお寺の仕事が重なり、参加できず残念でした。最近はどうしてもお寺の用事が優先して、幼稚園に行って子ども達と遊ぶ機会が減っています。私にとっては、子ども達からパワーをもらわないと気力が衰えてしまう気がするので、少し寂しいです。
でも、檀家さんであるお年寄りの方々と接するのも、一方で大事な機会です。世事から離れ、日常を達観して過ごしている方々とお話するのは、とても興味深いし気持ちが落ち着きます。
「今日は穏やかな日ですのぉ~」という会話だけで心がほのぼのしてくるのは、その方が、日々のつつがない暮らし、自然の環境に感謝して過ごしているのが実感できるからだと思います。理想や刺激を求めてしまう若者と違い、ありのままの日常をありのままに受け入れることができる、それが、自然の摂理の一部である人間の本来の姿なのだと思います。
とは言っても、皆さんのお子さんはまだ世の中に飛び出してきたばかり。目の前の出来事に一喜一憂して成長していくのが務め。原体験を積み重ね、感動を様々な場面から得ていく過程を繰り返していくことが、幼児期にとって最も大切なことです。それが将来、「穏やかな日ですのぉ~」としみじみと心から思える境地につながっていくのでしょう。
若草幼稚園が、そのような子どもの成長過程の一端を担っていけるように、今後とも努力し続けたいと思います。よろしくお願いいたします。
ぴょんぴょん広場(運動会、10/1)
2008.10.01昨日はぴょんぴょん広場に参加いただきありがとうございました。私も皆さんと一緒に楽しく運動会に参加できました。
昨日の会の終了後にもお話したのですが、現在保護者のお父さん達と一緒にチーム若草幼稚園を結成し、メタボ解消、健康増進に取り組んでいます。
具体的な活動としては、6月に行われたトライアスロンのおしんレース(スイム、バイク、ラン)のリレー部門にチームを組んで出場し(5チーム15人)、見事完走しました。今度の10月5日に行われるデュアスロン大会にも29名(お母さん1名)が出場します。全く運動経験のなかったお父さんもいますが、マイペースでコツコツ練習し、大会に備えています。
自分の運動不足の解消になるのはもちろんですが、我が子に、お父さんが頑張っている姿を見せたい、カッコいいところを見せてやりたいという思いも強いようです。その姿勢は、子育てにきっといい影響を与えるのではないかと思います。まさに、「大人が輝けば子どもも輝く」です。(このフレーズに関しては、幼稚園のホームページの「園長のつぶやき」に詳しく載せていますので是非ご覧ください)
私も40代中盤にさしかかりましたが、保護者と一緒に切磋琢磨しながら体を鍛えることで、園児と遊ぶ体力をさらにUPさせることができているのかなと思います。
皆さんの中で、お子さんの入園を当園に考えていただく方がいらっしゃれば、是非お父さん(お母さん)からも、このような活動にもご参加いただければと思います。(汗をかいた後のビールがうまい! この理由だけで走っているお父さん達もたくさんいます)
ぴょんぴょん広場(ミニピクニック、9/3)
2008.09.03 バスに乗ってのミニピクニック、いかがでしたか?
皆さんが行った万里の松原、アスレチックが充実していたりウォーキング(ジョギング)のコースがあったりで、自然の中で体を動かしたい人には絶好の環境ですね。
かくいう私もジョギングが趣味なので、早朝や夕方、時々走りに訪れます。一周2キロちょっとのコースを何周かゆっくり走りながら、森林浴を楽しんでます。
走っているといろいろな人に出会います。手をしっかり振ってウォーキングする方、黙々とタイムを計りながらランニングをする方、犬の散歩をする方、部活で走る高校生、語り合いながら歩く御夫婦など、自分のペースでコースを廻っています。それぞれの目的は違いますが、皆さんに共通しているのは、樹木から発せられるエネルギーを全身に受け、それを活力にしているところでしょうか。
日頃車で動くことが当たり前になってしまい、なかなか歩いたり走ったりする機会がない人も多いと思います。たまにはお子さんと一緒に、この素晴らしい環境で体を動かし、自然と一体になりながら心地よい汗をかくのもいいかと思います。
最後に、私がいつも心に刻んでいる、創立からの若草幼稚園のスローガンを紹介します。
「豊かな緑の木々にかこまれて、はしる、ぶつかる、なく、わらう。そして、あふれるほどの自然の光を!」
夏まつり御礼
2008.07.26 先日は暑い中、たくさんの方々からおいでいただきありがとうございました。
今回私の担当は泥んこプールだったのですが、利用したのは一組の兄妹だけでした。残念(TmT)ウゥゥ・・・。
この泥んこプール、夏休みに入る1週間ぐらい前にお父さん達で作りました。何と早朝5時から集まっていただき、みんなでせっせと作りました。さっそくその日年長組が利用して、体中泥んこだらけになり、みんなキャーキャー言いながら存分に遊びました。私も一緒になって泥だらけになり、日頃のストレス(?)を大いに発散することができました。しかし、その後夏休みに入ったので、このプールを利用したのはこの日一度だけ。夏限定のプールなので、もったいない・・・。
そこで、今回ちっちゃい子達にも入ってもらおうと準備しましたが、見事空振り。やはりちょっと刺激が強すぎたかな?来年は是非、みんなからも入ってもらいたいと思います。
終了後のすくすく畑ツアーにも大勢の親子から参加していただきありがとうございました。沢山あった夏野菜(トマト、キュウリ、ナス、ズッキーニ、パプリカ、トウモロコシ、人参、カボチャ、スイカ、ジャガイモ・・・etc)も、年長さんが夏季保育で収穫し尽した後なので、ミニトマトやピーマンぐらいしか提供できませんでしたが、皆さんから何とか収穫してもらいました。有機、無農薬栽培なので、新鮮で美味しいですよ!
これからまた、様々な楽しい行事がありますので、是非若草に来てくださいね。ホームページもできるだけ更新して情報をUPしていきます。よろしくお願いします。
大人が輝けば、子どもも輝く(広報わかくさ第1号)
2008.06.306月15日、「第23回トライアスロンおしんレース」が開催され、リレーの部に、若草幼稚園の保護者で組んだ5チーム(カメ、金魚、カエル、カブトムシ、ギンヤンマ)が出場しました。1人で3種目(スイム、バイク、ラン)行うフルタイプでなく、3人がそれぞれの種目を分担して、チームとして競うものです。全部で23チームがエントリーしました。
結果を先に言うと、カメチームが2年連続の優勝を成し遂げました。去年と同じく大学トライアスロン部の学生チームと優勝争いになり、「ウサギとカメ」の昔話のように大差がついて油断した若い学生ウサギチームを、中年親父ガメのたゆまない歩みにより、ランの終盤で逆転するという劇的な幕切れでした。
また、その他のチームもギンヤンマが6位、カブトムシが7位、カエルが20位と、初心者が多かったチームとしては本当に大健闘でした。ただ、金魚チームの順位はつきませんでした(個人記録のみ)。かなり水温が低かったことで、スイム担当のお父さんが足をけいれんし、リタイヤしためです。本来バイクが得意な彼ですが、手薄なスイム担当を私からお願いされ、未経験にも関わらず快く引き受けてくれたお父さんに、私自身申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、彼はすぐ気を取り直して、今度はバイクで次回にリベンジしたいと決意を示してくれました。
今大会は、何といっても応援体制が充実していたことが特色でした。奥さん、子ども達、保護者仲間で結成した応援団、年長組担任、そして車椅子の武久さん夫妻と、若草ファミリーが団結して熱烈な応援を繰り広げてくれたことが、お父さん達のモチベーションを高め、最大限の力を発揮できた要因だったと思います。「『身近な人を一生懸命応援すること』が、こんなに嬉しいことだとは思わなかった」と、あるお母さんが言っていました。
「大人が輝けば、子どもも輝く」、武久さんから頂いた言葉です。おしんレースはどちらかと言うと、私の個人的趣味にお父さん達を引きずり込んだ形で、「大人が輝けば…」などとは考えませんでしたが、過酷な競技に挑戦し、苦しみながらもチームのために頑張り、また、応援も含めてみんなで楽しむという過程が、子ども達に少なからず影響を与えていくのは確かだと思います。無邪気な子ども達から元気なパワーをもらい、大人が味わう試練と楽しみを子ども達に返してやる、その相乗効果が両者の生きる力になっていくのではないでしょうか。
さらに、ゴール前で武久さんの車椅子を押しながら、メンバーみんなで一緒にゴールし盛り上がりましたが(武久さん曰く「なんちゃってゴール」)、これが後に、〝なんちゃって〟じゃない〝本気〟の他者への思いやりを育むことにつながっていくのではないかと思いました。
私はこのおしんレースに運営面から関わっていますが、老若男女を問わず多くの市民が手弁当で作り上げる素晴らしい大会です。大会当日は数百人のボランティアが、給水や計測、誘導、食事などのパートに分かれ、選手をサポートします。その温かいもてなしに感謝し、県外から毎年やってくる選手も多いです。観光資源は「人」であるこの酒田の地で、選手もボランティアも皆一体になって、『大人の輝き』を支えていくこの大会が私は大好きです。
来年もまた、やるぞ!
うさぎの春まつりへの参加、ありがとうございました
2008.05.24 24日のうさぎの春まつりに参加していただき、どうもありがとうございました。
このイベントを通して、たくさんの子ども達と会うことができるのが私の楽しみであります。特に最後の「勇気100%」の踊り、数年前は踊るのが恥ずかしかったのですが、この曲の元気が出る歌詞や曲調のおかげで、今ではみんなと一緒に踊るのが最高に楽しいです。年々確実に年を取りますが、子ども達のおかげで、気力、体力共に充実しております。その度が過ぎ、6月の「トライアスロンおしんレース」にも、お父さん達と一緒に出場しています。やりすぎだと言われますが・・・・
次回の夏まつりもお待ちしております。また一緒に踊りましょう!
幼少期の記憶(広報第3号)
2008.03.22保護者の皆さんは、自分が幼稚園や保育園で遊んでいた頃の記憶を、どれぐらい覚えていますか?
いろいろな方によく聞くのですが、答えは千差万別です。幼稚園での行事や友達や先生の名前など、細部にわたって記憶している人もいれば、幼稚園に通っていた記憶はあるけど、中身は全く覚えていないという人もいます。詳しくは思い出せないけど断片的に覚えている、というのが一般的かもしれません。ちなみに、若草幼稚園の記憶で一番多いのが、「(昔あった)大きな池で遊んだこと」です。
退行催眠という言葉があります。これは、精神的不安を抱えている人に対して、セラピスト等が催眠をかけ、その人の不安の原因となったものを探るため、記憶を幼少期まで遡らせたりすることを言います。営利目的のいかがわしいものも中にはありますが、精神医学や心理学できちんと認められている分野です。
それによると、(催眠にかかった)多くの人が、心の片隅に眠っていた幼少期の記憶を思い出します。人間の心の中には顕在意識と潜在意識があり、普段考えていることは顕在意識から来るものであるが、潜在意識にはすでに忘れ去られた(と思い込んでいた)記憶がすべて保存されているということです。催眠によって自らの潜在意識にアクセスし、幼少期の記憶が鮮明によみがえることによって、トラウマとなっていた不安や恐れの原因が見つかり、精神的安定を取り戻すことも珍しくありません。
これは、幼少期に受けた心理的なダメージを探り出し、解消することの事例ですが、逆もあります。思春期の真っ只中で非行に走ってしまった少年が、幼少期の思い出、例えば幼稚園で友達と存分に遊んだ記憶、優しかった先生の記憶、そして何よりも保護者から愛情いっぱいに育てられた記憶、こういった懐かしくかけがえのない記憶を思い出すことによって、踏みとどまり、更生していくこともあるのです。
何も催眠という方法を使わなくても、幼少期の「人からたくさんの愛情を受けて育った」記憶は、必ず心のどこかに残り、いざという時に強力な武器となって現れることがありえるのです。
卒園生達は、この先の小学校生活を、期待で胸をふくらませて待っていることでしょう。これから出会う友達、または勉強や運動など新しいことを次々と経験していくため、幼稚園での記憶は徐々に薄まっていくことになるでしょう。それでいいのです。今は後ろを振り返る時期ではありません。
でも、将来何か壁にぶつかった時、幼かった頃の記憶、この若草幼稚園の記憶を少しでも思い出して、次に進むステップとして踏み出していってくれれば、先生達にとってこんな嬉しいことはありません。
卒園おめでとう。
早朝カマクラ&雪だるま
2008.03.10 今年の大雪は、大人にはうんざりさせられましたが、園児にとっては雪遊びができる絶好の機会でした。
私も雪遊びは大好きで、できれば大きいカマクラや雪だるまを作って、子ども達の喜ぶ顔が見たいと思っていました。でも、私と園児だけではいくらがんばっても、大きさはたかが知れています。
そこで思い立ったのが、保護者を集めての早朝雪作業です。早起きが得意で、雪遊びが好きなお父さんを集めようと思いましたが、集合時間は朝の五時半。二、三人来てくれれば御の字かなと思っていました。ところがふたを開けてみれば、十名以上のお父さんが集合!嬉しい誤算でした。
カマクラ作りは一月十七日、雪だるま作りは二月十五日に行いましたが、まだ空は真っ暗で、かすかな雪明かりの中、誰のお父さんかよく分からないまま作業はスタート。みんな一生懸命雪を集め、積み重ねていってくれました。、朝五時半のスタートから約一時間、空も明るくなり、やっとみんなの顔が判別できるようになった頃、無事にカマクラ、雪だるまは完成しました。その日登園してきた子ども達は大喜び。さっそくカマクラの中に入ったり、頂上に登ったり、雪だるまを見ては、自分達でも子分のミニだるまを作ったりと、存分に楽しみました。
早朝雪作業なんて無謀なことをしていると自分でも思いますが、自分が胸弾むようなことを保護者と共有したい、子ども達にも喜んでもらいたいと思う気持ちがある限り、また体がムズムズして、とんでもない提案をするかもしれません。その時は、よろしくお願いします。