年長組の学年名決定!
2017.05.09学級活動総部長のKさんより、「年長学年名の決定」メールが届きました!年長保護者の皆さんよりご応募頂いた多数の案を基に、かもめ、かなりや両クラスの部長・副部長で相談した結果、
学年名…「花咲け絆29(ツーナイン)」
に決定しました!この名前への想いは…「平成【29】年度の年長さんは東日本大震災の時に生まれた子供たち。子供たちのこれからの未来が、これからの日本が花咲いていることを強く願って、復興ソング「花は咲く」より【花咲け】。そして、震災時の復興のように、人と人との結びつき、助け合いを大切に、周りの人々と強い【絆】で結ばれるように。」です。
素晴らしい名前ですね。これで一年間、いや、20才のタイムカプセルも含め、これからずっとこの名前がこの学年に付いていきます。大輪の花が咲きますように。よろしくお願いします!
PTAに関して
2017.04.27PTA総会の報告を少し。昨今、全国的にPTAのあり方が問われていますね。「任意加入できないのか?」「誰もやりたがらない」「負担を押し付けられる」等々…。
若草も昔からPTA活動が盛んで、若草の教育の根幹を成すいい意味の特色として捉えられる部分と、「集まりが多い…」等の負の要素として語られる部分があります。
時代の流れと共に改善すべき点、そして変わらず受け継いでいく点をしっかりと見据えていきたいと思いますが、PTA会長さんや学級活動総部長さんのコメント(赤線で囲まれた部分)は、素直にありがたいと思いました。
かっこ書きの声
2017.04.08(カッコ書きの声)
酒田市広報(4/1号)の後藤敬子さんのコラムに感銘を受けました。以前後藤さんからは若草で講演して頂いたこともありますが、何度聞いても涙腺が緩みます。
どんな人間も、「発した言葉」の奥に(カッコ書きの声)があると思います。大人も子どもも。幼稚園でも子どものカッコ内の声に気づけるか、その心情に寄り添えるか…新入園児を迎え、先生達も日々汲み取りの連続です。
今年度最終日
2017.03.31なんなのよ
2017.03.29「なんなのよ」(絵本「うみのむにゃむにゃ」より)
絵本にはストーリ―がちゃんとあり、起承転結がはっきりしているものだと皆さん思うかもしれませんが、中にはそうでないものもあります。ここ数年園長が読み聞かせした本の中で、不条理でナンセンスで意味不明No.1が「うみのむにゃむにゃ」(内田麟太郎・作 伊藤秀男・絵)。
『おじいさんが海で釣りをしています。タイ、タコ、クジラと次々に大物が釣れるのですが、おじいさんは「つまらん」と海に戻してしまうのです。「もったいない!」とタヌキとイタチは怒るのですが、じいさんは「なにか」を待っていたのです。そしてやっと釣れたものは……「なんなのよ」とニコニコ顔で踊る生き物なのでした。「これじゃ、これじゃ」と喜ぶおじいさん。「なんなのよ」は、「♪なんなのよ なんなのよ♪」とひとしきり歌い踊った後、夕日の沈む海へ帰っていきました。』
「なんなのよ~!」と園長は意味不明な展開に驚き、子ども達もポカーン。でも、その後みんなで両手を左右に振りながら、「♪なんなのよ なんなのよ♪」と楽しく歌い、踊りました。
この絵本に園長はハマってしまい、全クラスで読みました(ベビーりんご組含む)。在園児保護者の皆さん、お子さんに唐突に「なんなのよ?」と聞いてみて下さい。きっと「♪なんなのよ」と踊って返してくれると思います。卒園生も、小学校入学前の「なんなのよ」を是非!笑
将来の夢
2017.03.25この春に小学校を卒業した卒園生(女子)のお父さんが、彼女の作文を送ってくれました。将来の夢は幼稚園(保育園)の先生になることだそうです。作文を読むと、その夢を持った理由、心情、夢の実現に向けてやることがしっかりと書かれております。その夢に影響を与えた若草の先生の存在も大きかったようで、これは嬉しいことですね。
今回卒園した園児達も、「大きくなったらなりたいもの」を発表してくれました(さよならパーティで公開)。「ケーキ屋さん」、「サッカー選手」、「大工さん」、「アイドル」、「漫画家」、「消防士」等々、様々な夢がありました。まだ憧れのようなイメージだと思いますが、彼女の作文のように、小学校生活の間にその夢を具体的に考え、自分がなった姿をイメージし、そのために必要なことを書き記すだけでも、夢の実現にぐっと近づくのだろうなあと思います。
「♪みんなの夢が、いつか必ず、かなうように♪」
3/14 卒園児にエコ風船を頂き、飛ばしました
2017.03.19動画リンク https://www.facebook.com/wakakusa0234/videos/1387406767949319/
酒田市公認マスコットキャラクター「「もしぇのんあののん音頭」に年長園児がコラボした縁で、主催の「酒田みなとまちづくり市民会議」さんより、卒園記念としてヘリウムガス入りのエコ風船を頂きました(土に還るもの)。ありがとうございました。14日に飛ばしました。
一昨日の「さよならパーティ」で、年長園児の卒園間近の園生活の様子をムービーで流したのですが、最後がエコ風船を飛ばしたシーンでした。「みんなの夢がかないますように!」と叫んで飛ばした風船は、横風が強かったため、いくつかが松の木の枝に当り「パンパン!」と割れてしまったのでした(引っかかるし)。パーティ会場でも、その瞬間笑いが起きました。園長としては、本当は一番感動するシーンの予定でしたが、なかなかドラマのようにうまくいきませんね(笑)。
でも、沢山飛んでいった風船が空の彼方に消えるまで、ずっと見つめていた子ども達の表情が印象的でした。風船が、大空に飛び立っていった卒園児の姿にだぶりました。このシーン、繰り返し見てしまいます。いい思い出になりました。
3/10 震災供養
2017.03.14東日本大震災で亡くなった方々の供養を、幼稚園ホールで毎年行っています。今年は11日が土曜日だったので10日に行いました。
1枚目の画像は、3/12の山形新聞一面に掲載された記事です。ご縁があって6年前にこの母子の供養をさせて頂きました。女川の火葬場で、娘さんの亡骸の前で読経しました(お孫さんは現在も行方不明です)。ただ読経するしかできなかったのですが、お母さんの菊池さんからは「沢山の遺体が、(お坊さんがいないので)供養されずに火葬されている。和尚さんがここまで来てくれて、拝んでくれるだけで有難い」と言って頂きました。後日酒田で葬儀を行いました。
あれから6年が経ち、一周忌、三回忌と経て今回が七回忌の法要でした。ご家族の皆さんはとても朗らかで明るいのですが、この記事にあるように「笑って過ごせるようになったが心の中では泣いている。自分の命と代えてもいいほど大切な2…人を失った悲しみは決して癒えない。それだけ深く愛していたのだから」というお母さんの心情は、法要の度に痛いほど伝わってきます。
幼稚園ホールでの供養では、年長園児が供物を捧げ、ナムナムしました。来月から小学校に行く彼らですが、本来であれば孫の凜君も、ランドセルを背負って元気に通うはずでした。そのランドセルを菊池さんは準備したそうです。
もう1度だけ2人に会えるのなら…「あったかいご飯を食べさせてあげたい。そして抱き締めてあげたい」。この思いは、きっと2人に届いていると思います。
61年前の広報わかくさ創刊号
2017.02.26屋上初体験
2017.02.21年長園児が、新園舎の屋上に初めて上がりました!卒園記念誌「巣立ち」に掲載する、上空からの写真を撮るためです。
ドローンで撮影して頂いたのは、年長かもめ組保護者のH君のお父さん(プロの専門業者さん)。この日は晴れ間を見て屋上に上がりましたが、変わりやすい天候で突然吹雪に…。しかし年長全員の「晴れろ!」コールのおかげで、雪が治まった瞬間を狙いパチリ!うまくいきました。
ちなみに掲げていた「あさあさ61」とは、両担任の名前と創立61周年から付けた、学年の名前です。昨年の「あったか60」と同様に、タイムカプセルも含めずっとこの名称を使います。…
上空からの画像UPは、来月「巣立ち」が完成するまでのお楽しみとします(手元にはあるのですが笑)。
H君のお父さん、思い出に残る撮影、本当にありがとうございました!