タイムカプセルオープン式(8/11のリレーブログより転載)
2014.09.12一昨日行われたタイムカプセルオープン式について書きます。子ども達との15年ぶりの再会、保護者の皆さんとの語らい、あっという間の2時間でした。正直言って、女性は化粧しているから、ほとんどの子は会ってもすぐに〇〇ちゃんとはわかりませんでした。名前を言われてみて、「ああ~面影ある!」という感じでしたが、皆さん可愛いお嬢さんになっていましたね。男は、園児がそのまま大きくなっている子もいれば(笑)、精悍だったりイケメンになっていたり様々でした。でも笑うと、大体年長の頃の面影が見えるものです。私は当時は副園長だったのですが、「むねちゃん!」と当時の呼び方そのままで声をかけられ、懐かしく嬉しかったです。
彼らは全員20歳を過ぎていたので、一緒にお酒も飲みました。彼らにビールをつぐのも、つがれるのも何か変な気分でした。やはり私の中では年長の頃のイメージでストップしているので、どうしても大人の相手として認識できないのです(笑)。それでも園児時代の思い出話に花が咲き始めると、当時のように屈託なく笑い合った関係を徐々に取り戻しました。時間が足りず、皆とゆっくり話せなかったのが残念でした。
タイムカプセルの品、それは友だちと一緒の写真、自分が描いた絵、担任や保護者からのメッセージ、将来なりたいもの、そしてパズルや折り紙など好きだった遊びの品です(カプセルに皆の分を入れるためには、どうしてもかさばらないものになります)。初めは遠い昔のことで、なかなか輪郭すらつかめなかったあの時の心持ちが、カプセルの品を見て、15年の空白を瞬時に埋めてよみがえってきたのではないかと思います。友だち、先生、そしてお父さんやお母さん、当時自分を取り巻いていた温かい存在に触れて、何かしら感慨深いものがあったかと思います。私たちも同じような感情を抱きました。
2時間はあっという間に過ぎ、皆それぞれ帰りましたが、若者同士2次会に向かう場面も見られました。これで仲良くなって恋人同士になりめでたくゴールインしたら、後は言わなくてもわかりますね。若草に戻ってきてください。これがタイムカプセルの本来の目的なのです(笑)。ウソです。
私もその夜は、保護者の皆さんと2次会に繰り出し、お互いに年をとってくたびれてきた現状を嘆きつつ、楽しく旧交を温め合いました。皆さん、また会いましょう!