中村文昭氏の講演『でっかい子育て人育て』(PTA研修会)
2017.06.10今日は親子登園日ということで、多数の保護者から来園頂きました。ありがとうございました!
1時間程親子で活動した後はPTA研修会。講演会講師は中村文昭氏(クロフネカンパニー代表)でした。私(園長)は彼の著書をいくつか読んで、いつか生でお話しを聞きたいと思っていました。今回実現できてとても嬉しかったです。あっという間の1時間半でした。活字もいいが、しゃべりも面白い!一つ一つのエピソードが深く心に響きました。
◎頼まれ事は試され事 …
◎「仕事」とは「作業」でなく「人を喜ばせる」こと
◎「学力」よりも「人間力」
◎幼少期の遊びの蓄積
◎子どもの「根拠のない自信」が成長の基本
◎「目標達成型」でなく「天命追究型」
◎「否定語」を「肯定語」に変換
57年前の若草ネーム
2017.06.06イバン先生
2017.06.03「5/30 『イバン先生と英語で遊ぼう!』体験クラス」
7月から始まる「イバン先生と英語で遊ぼう!」の体験クラスを、年長と年中組別々に行いました。楽しい英語の曲を聴いて一緒に歌ったり踊ったり、様々な図形の色塗りをしたり、アルファベットの当てっこゲームをしました。ただ、母国語の基礎をしっかり築いてからの英語だと思うので、「指導」ではなくあくまで「遊び」です。でもこれからの時代を考えると、異国の人とのコミュケーションを、人生の早い段階でとる機会を持つことは大切だと思います。なので週1~2回は午前中から全園児と過ごしてもらい、希望園児に対して降園後のクラスを設定する予定です(来週正式に申込をとります)。
イバン先生とは今年1月の「うさぎの冬まつり」のイベントで知り合いました。なぜかウマが合い、4月から若草に定期的に来てもらっています。お互い好きな海外サッカーチームの話題で盛り上がっています。年長園児からは2人が似ていると言われましたが、多分頭の部分だけでしょう(笑)。現在一家でブルガリアに帰省中ですが、帰国次第また子ども達と交流します。よろしくお願いします。
油断大敵
2017.05.26「油断大敵」
今から12年前の若草創立50週年で、PTA会長を務めたN氏。仕事のできる男として、写真のように常に厳しい表情を崩さない。しかし…羽黒山遠足(平成18年)の帰りのバスで、ふとした気の緩みを園長は見逃さなかった。パシャリ!
N氏反省の弁…「もう頬づえはつかない」。(昔、そんなタイトルの映画ありましたね)
皆さんも気をつけましょう!
年長組の学年名決定!
2017.05.09学級活動総部長のKさんより、「年長学年名の決定」メールが届きました!年長保護者の皆さんよりご応募頂いた多数の案を基に、かもめ、かなりや両クラスの部長・副部長で相談した結果、
学年名…「花咲け絆29(ツーナイン)」
に決定しました!この名前への想いは…「平成【29】年度の年長さんは東日本大震災の時に生まれた子供たち。子供たちのこれからの未来が、これからの日本が花咲いていることを強く願って、復興ソング「花は咲く」より【花咲け】。そして、震災時の復興のように、人と人との結びつき、助け合いを大切に、周りの人々と強い【絆】で結ばれるように。」です。
素晴らしい名前ですね。これで一年間、いや、20才のタイムカプセルも含め、これからずっとこの名前がこの学年に付いていきます。大輪の花が咲きますように。よろしくお願いします!
PTAに関して
2017.04.27PTA総会の報告を少し。昨今、全国的にPTAのあり方が問われていますね。「任意加入できないのか?」「誰もやりたがらない」「負担を押し付けられる」等々…。
若草も昔からPTA活動が盛んで、若草の教育の根幹を成すいい意味の特色として捉えられる部分と、「集まりが多い…」等の負の要素として語られる部分があります。
時代の流れと共に改善すべき点、そして変わらず受け継いでいく点をしっかりと見据えていきたいと思いますが、PTA会長さんや学級活動総部長さんのコメント(赤線で囲まれた部分)は、素直にありがたいと思いました。
かっこ書きの声
2017.04.08(カッコ書きの声)
酒田市広報(4/1号)の後藤敬子さんのコラムに感銘を受けました。以前後藤さんからは若草で講演して頂いたこともありますが、何度聞いても涙腺が緩みます。
どんな人間も、「発した言葉」の奥に(カッコ書きの声)があると思います。大人も子どもも。幼稚園でも子どものカッコ内の声に気づけるか、その心情に寄り添えるか…新入園児を迎え、先生達も日々汲み取りの連続です。
今年度最終日
2017.03.31なんなのよ
2017.03.29「なんなのよ」(絵本「うみのむにゃむにゃ」より)
絵本にはストーリ―がちゃんとあり、起承転結がはっきりしているものだと皆さん思うかもしれませんが、中にはそうでないものもあります。ここ数年園長が読み聞かせした本の中で、不条理でナンセンスで意味不明No.1が「うみのむにゃむにゃ」(内田麟太郎・作 伊藤秀男・絵)。
『おじいさんが海で釣りをしています。タイ、タコ、クジラと次々に大物が釣れるのですが、おじいさんは「つまらん」と海に戻してしまうのです。「もったいない!」とタヌキとイタチは怒るのですが、じいさんは「なにか」を待っていたのです。そしてやっと釣れたものは……「なんなのよ」とニコニコ顔で踊る生き物なのでした。「これじゃ、これじゃ」と喜ぶおじいさん。「なんなのよ」は、「♪なんなのよ なんなのよ♪」とひとしきり歌い踊った後、夕日の沈む海へ帰っていきました。』
「なんなのよ~!」と園長は意味不明な展開に驚き、子ども達もポカーン。でも、その後みんなで両手を左右に振りながら、「♪なんなのよ なんなのよ♪」と楽しく歌い、踊りました。
この絵本に園長はハマってしまい、全クラスで読みました(ベビーりんご組含む)。在園児保護者の皆さん、お子さんに唐突に「なんなのよ?」と聞いてみて下さい。きっと「♪なんなのよ」と踊って返してくれると思います。卒園生も、小学校入学前の「なんなのよ」を是非!笑
将来の夢
2017.03.25この春に小学校を卒業した卒園生(女子)のお父さんが、彼女の作文を送ってくれました。将来の夢は幼稚園(保育園)の先生になることだそうです。作文を読むと、その夢を持った理由、心情、夢の実現に向けてやることがしっかりと書かれております。その夢に影響を与えた若草の先生の存在も大きかったようで、これは嬉しいことですね。
今回卒園した園児達も、「大きくなったらなりたいもの」を発表してくれました(さよならパーティで公開)。「ケーキ屋さん」、「サッカー選手」、「大工さん」、「アイドル」、「漫画家」、「消防士」等々、様々な夢がありました。まだ憧れのようなイメージだと思いますが、彼女の作文のように、小学校生活の間にその夢を具体的に考え、自分がなった姿をイメージし、そのために必要なことを書き記すだけでも、夢の実現にぐっと近づくのだろうなあと思います。
「♪みんなの夢が、いつか必ず、かなうように♪」