山形県 酒田の幼稚園『若草幼稚園』です。
園内の様子や入園のご案内の情報をご紹介します。

幼稚園 〒998-0037 山形県酒田市日吉町1-4-34
TEL 0234-22-2132 FAX 0234-22-9740

ベビールーム 〒998-0062 山形県酒田市北新町1-1-58
TEL 0234-25-5191 FAX 0234-25-5192

前園長ブログ

3/31「玄関先で…」(フェイスブックより)

2016.10.05

幼稚園最後のプレイのお迎えに来た年長組Cちゃんのお母さんが帰り際、玄関で涙ぐみました。それをCちゃんが見て、「お母さん泣いてる~!」と笑ってからかうのでした。でも、いざ自分が帰ろうとした時、担任のT先生から抱きしめられたCちゃん。すると、思わず自分も涙がポロポロこぼれるのでした。Cちゃん、さようなら。元気でね。

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「3/18 H小学校の「卒業記念祝賀会」(フェイスブックより)

2016.10.05

小学校から卒業祝賀会の案内が来ることはほとんどないのですが、H小学校からは2年連続で届きました。昨年は自分の息子も小学校卒業で重なり行けなかったので、今年は参加させていただきました。
卒業生40名中若草出身は3名だけでアウェイの感じかなと思いましたが、皆さん気さくで和やかな雰囲気の会でした。3人の保護者とは久々の再会で大いに盛り上がりました。6年間は長いようで短いようで…積もる話に花が咲きました。左からA・S君のお母さん、園長、S・Y君のお父さん、K・Mちゃんのお父さんです。

3人の卒園生の今の姿は見てませんが、きっとたくましく成長したことでしょう。卒業おめでとうございます!平成21年度のHP写真から3人の年長時の画像をピックアップしてみました(3人共にかもめ組、担任はM・S先生でした)。
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「釈迦」と「あかつき」、2500年後の奇跡(若草リレーブログ2016-02-10より)

2016.10.05

今日のブログは園長です。昔インドを旅した時、釈迦が悟りを開いた場所(ブッダガヤ)でお参りしました。そこには菩提樹が生い茂っており(当時のものではなく3代目と云われる)、この木の下で釈迦はずっと坐っていたのだなあと思いを馳せました。なかなか実感はわきませんでしたが。

釈迦はその菩提樹の下で、約2500年前の「12月8日」に「明けの明星」を見て悟りを開いたとされます。「明けの明星」とは「金星」です。なぜそう言われるのかというと、金星は地球から見える星の中で、最も明るく見える星だからです(太陽と月を除いて)。

そして昨年の12月、金星探査機「あかつき」が金星の周回軌道の投入に成功しました。12月7日に投入が行われ、9日に成功が確認されました。おそらく12月8日には軌道に乗ったと思います。その時は何も思わなかったのですが、後になって私はその事実に気付き、驚愕しました。

約2500年前の12月8日に、金星を見て悟りを開いた釈迦、そして2500年後の12月8日に、金星の周回軌道に乗った「あかつき」。これは単なる偶然なのかもしれませんが、私はそうは思えないのです。

宇宙の真理にも連なる仏教の創始者と、人類の叡智を結集して作られた宇宙の探査機が、「金星」と「12月8日」という共通項で結ばれました。2500年の時を経て。私はその壮大なロマンに心が震えました。(ただネット中を検索しても、この偶然に言及している人はいないようでした。)

やはり単なる偶然ですかね(笑)。

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「しゃぼん玉」と「七つの子」

2016.01.27

16日の私立幼稚園PTA連合会の研修会の講師は、備前音楽スタジオ主催の備前加奈さんで、『歌で育む親子の絆「童謡が教えてくれる情愛」』というテーマでお話していただきました。講演の詳細は、1/22にフェイスブックにUPしたM先生の「ばら組クラス通信」を見ていただきたいと思います。
 お話の中で備前さんは、野口雨情の童謡「しゃぼん玉」と「七つの子」に言及されていました。私も以前、この2つの曲に込められた思いを知り、7年前に「園長のつぶやき」に書きました。今回改めて掲載させていただきます。

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「檀家さんの中で、ご先祖の多いお宅で読経していると、気付くことがよくあります。それは、「童子」や「童女」、「孩児」や「孩女」、「嬰児」や「嬰女」などの幼くして亡くなった子どもの戒名が、昔の位牌や過去帖(戒名を羅列したもの)に多く見受けられることです。

医学が今のように発達しておらず、食糧事情も悪かった時代は、病気で亡くなる子どもが沢山いました。発展途上国は、現代でも子どもの死亡率は大変高いです。日本は今はとても恵まれていることを実感しますが、普段何気なく口ずさむ童謡の中にも、当時の幼子に対する想いを綴った歌があります。

「しゃぼん玉飛んだ 屋根まで飛んだ 屋根まで飛んで こわれて消えた
しゃぼん玉消えた 飛ばずに消えた 生まれてすぐに こわれて消えた
風 風 吹くな しゃぼん玉飛ばそ 風 風 吹くな しゃぼん玉飛ばそ」

園児がしゃぼん玉を飛ばしている所を見ると、この歌がすぐ心に浮かびます。この童謡の作者の野口雨情は、我が子を2人病気で亡くしており、長女のみどりは生まれて8日目、次女の恒子は満2歳で亡くなっています。まさにしゃぼん玉のように、生まれてすぐに、飛ぶ前にはかなく逝ってしまいました。「風 風 吹くな しゃぼん玉飛ばそ」は、我が子に対する切ない想いが込められてるのですね。

もう一つ、同じ野口雨情の童謡で、おなじみの「七つの子」があります。

「烏なぜ啼くの 烏は山に 可愛七つの子があるからよ
可愛可愛と 烏は啼くの 可愛可愛と 啼くんだよ
山の古巣へ いって見て御覧 丸い目をした いい子だよ」

カラスは普通3~5個の卵を産み、全部が孵ることはないそうなので、7羽の子ども説は否定されます。また、カラスの平均寿命は5~7年ですが、厳しい自然の中でその大半は育ちません。よって、7才のカラス説も成り立たないそうです。では、この「七つ」とは一体なんの事なのでしょうか?

人間に換算して七つだ、という意味であるという説が有力だそうです。雨情はこの「七つの子」を人間の7才の子にだぶらせて書いたとも言われています。「七つの子」には七五三の行事でも見られるように、子どもの成長の節目としての3才、5才、7才という段階があり、生まれても幼いうちに命を失うことの多かった時代に、3才まで、5才まで、と無事に育って、ここまで育てば一つの安心となる7才になったその象徴としての「七つの子」という言葉ではないか、という説です。幼くして我が子を亡くした雨情にとっては、まさに心からの願いとしてこの歌を作ったのかもしれません。

しゃぼん玉は、こわれて消えればそれでおしまいですが、人間の命は違います。たとえこの世に生を受けすぐに逝ったとしても、肉親から受けた、あるいは肉親に与えた愛情や慈悲の心は、いつまでも残り続けるのでしょう。だからこそ雨情はその想いを歌に託し、その歌に共感した人々がその想いを伝えていく。短い命だったとしても、こんなふうに命の役割は果たされていくのだと思います。

檀家さん宅の仏壇の中の古い小さな位牌、もしかして今はその存在の記憶は子孫には残っていないかもしれませんが、この世に生を受けた証しとしての何らかの想いは、代々その家に伝わっているのだろうと思います。 」

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「その1秒を削り出せ(箱根駅伝と巡回駅伝)」 *若草リレーブログ1/17より転載

2016.01.27

今日は園長です。いよいよ明日8日は始業式。プレイとベビーは一足先に始まっていますが、全園児が揃い新年のスタートを切る日は、やはり感慨深いです。明日、ホールでの始業式の様子もUPするので楽しみにしてて下さい。

ところで皆さん、箱根駅伝は見ましたか?今年の青山学院大学は強かったですね!青学のメンバーが速かったせいで、繰り上げスタートが今回は8校も出てしまいました(トップから20分遅れると襷は切れ繰り上げとなる)。襷を渡そうとしたが後4秒のところで繰り上げとなり、目前で次のランナーが別の襷で走り去っていった大野選手(9区 神奈川大学)の心情を思うと、本当に気の毒で泣けてきます。でも、これが箱根なのですね。

若草幼稚園の保護者が「酒田市巡回駅伝」に出場するようになったのは、箱根駅伝の影響が大きかったからです。それ以前は、私は個人的に琢成学区チームで走っていました。でも箱根駅伝で毎年感動をもらい、是非若草でもチームを組んで出場してみたい、襷をつなぐ感動を是非保護者と共に味わいたい!と思ったことがきっかけでした。初出場から7年経ち、現在では現役PTAとOB2チームが毎年出場しています。

巡回駅伝にも繰り上げルールがあり、トップから30分遅れると襷は切れて、白の襷を付けて走らなければなりません。当初は、両チーム揃って襷をつないでゴールすることはなかなかできませんでした(OBチームが途切れていました)。順位やタイムにはこだわらない素人チームなので当然なのですが、やはり汗のしみこんだ襷を最後のゴールまで持っていきたいという思いは強く、いつしか練習にも身が入るようになりました。そして3年前の駅伝で、2チームが見事に最後まで襷をつないだ時は、本当に嬉しかったものです。当時のOBチームの苦労と歓喜は、このムービーにまとめられています。ビフォーアフターのパロディ風に。https://www.youtube.com/watch?v=8DK3GjUxaoE

そして昨年の巡回駅伝は、更なる衝撃がありました。何と現役PTAチームが「サブスリー」を達成したのです。サブスリーとは、市民ランナーがフルマラソンを3時間を切るタイムで走ることで、これは本当に難しいです。それを、例え12名の合計タイムとは言え、初出場がほとんどの初心者ランナーである年長保護者達が達成するとは!!(もちろん出場チーム全体から見れば順位は下位ですが)。過去7回の出場で(現P、OB)、初めて3時間を切りました。これは快挙です。10月のつや姫マラソンに出場したメンバー達だったので、早い時期から一生懸命練習してきた成果が出ました。また、現Pチームをまとめた大塚さん(かもめ組部長)の懇切丁寧な指導と励ましも大きかったです。チーム記録は「2時間59分48秒」。大塚監督が言うには「メンバー1人が1秒背負い、12名で12秒縮めた結果であると」。偶然なのですが、すごいタイムです。1秒1秒の積み重ねの何と大きいことか。(下の画像は昨年11月の巡回駅伝PTAチーム)

「その1秒を削り出せ」。今年の箱根駅伝でも、東洋大学の選手が自分の腕に大きく書いて走っていました。5年前の箱根で、優勝した早稲田に21秒差で敗れて以来、選手皆で体現する「東洋大スピリッツ」です。

箱根の選手と、若草保護者ランナーとを同列に語ることは大変恐縮なのですが、若草チームは「その1秒」を削り出しました。

駅伝に限らず、この「1秒」、つまり「小さなことの積み重ねが大きな成果を得る」ということを大事にしていきたいと思いました。「小さなことを積み重ねること」、これが私の「今年の目標」であります。

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卒園生の作文(フェイスブック12/22より転載)

2015.12.30

法務局酒田支局が発行する「平成27年度人権書道・作文作品集」に、卒園生の井上はなさん(東部中学校3年)の作品が掲載されました。彼女は昨年若草に職場体験に来てくれたのですが、その時に自分が園で過ごした日々を思い出し、今回の作文を書くきっかけになったようでした。

「今生きていることに感謝し、人の命も自分の命も大切にしていかなくてはいけないというとても大事なことを、こんな小さな時期に教わっていたということに気付き~」。

園で子ども達に「命」のことを話す機会は時々ありますが、心の片隅にその頃の記憶を持ち、職場体験を通してその記憶がよみがえり、さらにそれを人権に結びつけて考える思索の深さに感心し、感銘を受けました。はなさん、ありがとうございました。

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「大仏キックの思い出」(フェイスブック12/5より転載)

2015.12.30

紹介が大分遅くなりましたが、先月中旬、ある会合で卒園生のA・まさと君に会いました。彼は平成5年度かもめ組で、私は彼が年少の頃に一緒に遊んだ記憶があります(画像は年少の頃)。その後彼が卒園するまでの2年間は本山で修行していたので、彼にとって私との記憶はわずかなものだったと思います。

それでも彼が懐かしそうに話してくれたのは、「大仏キック」のことでした。当時できたばかりの大仏さんの頭の上を、超えるように思いきりボールを空高く蹴っていました。私も若かったので、ボールは大空を旋回するトンビにもぶつかるぐらいまで飛んでいったものです。その年少の頃の記憶を話してくれて、とても嬉しかったです。

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農でよみがえる(若草リレーブログ11/27より転載)

2015.12.30

今日は園長です。以前「園長のつぶやき」で書きましたが、泥んこ遊びや畑作業など土に触れていると、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が活発に分泌され、身体や精神に大変いい影響を及ぼすという研究結果がアメリカの学者によって発表されました。それを実証するような記事が、先月の「週刊朝日」に掲載されていました。

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若草の祭典(フェイスブック11/3より転載)

2015.12.30

そして10/31(土)は若草の祭典(創立60周年記念祝賀会)。普段は園児が踊り、歌うホールで、保護者が躍動しました。60年の歩みをスライドで紹介し、歴代園長先生の挨拶もあり厳かに(?)始まりましたが、乾杯と同時にテンションが一気にUP。

年少、年中組各クラスの手作り屋台のPR、そしてOB、PTA三役、先生達、年長各クラスの余興。最後に年長有志のバンドと盛りだくさんでノンストップの展開。美味しい料理を堪能しながら大いに笑い、感動した夜でした。ダンスのキレ、音楽センス、お笑い芸等々、普段はわからない保護者の隠れた一面を発見できました(たんぽぽAさんの筋肉もすごかった笑)。
また、久々に参加していただいたOBの方々、ありがとうございました。若草の雰囲気を久しぶりに味わい、現役保護者のパワーに刺激を受けた様子でしたね。懐かしい話に花が咲き、当時の情景が鮮明に思い出される嬉しい再会の時でした。

創立当初から続く若草の祭典は、時代の変遷と共に変化している部分もあるのかもしれません。しかし、我が子が普段存分に遊ぶ園内で、保護者同士も楽しく過ごし交流し合うことで(祭典に限らずいろいろな行事を通して)、親も子も共に成長していこうという気持ちはずっと変わらないのだと思います。「大人が輝けば子どもも輝く」「子どもが輝けば大人も輝く」、これからも実践していきましょう。大変素晴らしい60周年記念祝賀会でした。本当にありがとうございました!

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創立60周年記念式典(フェイスブック11/2より転載)

2015.12.30

10/30(金)、若草幼稚園創立60周年記念式典が開催されました。園歌合唱の後、園長のお話、来賓の紹介、永年勤続表彰と続き、各学年ごとに元気な歌を披露してもらいました。そしてお楽しみのコンサート、「あきらちゃんとコロッケくん」の登場です。軽妙なトークと効果音、そして楽しさいっぱいの歌の連続に、子ども達の笑顔が途切れることがありません。大人も楽しいのです。先生達そして来賓の皆さんまでも一緒に踊らされ(笑)、あきらちゃんワールドが全面展開されました。今年は「カレーのおうさま」を園の先生達で何度か踊りましたが、今回本家本元ともコラボできました。やっぱり本家は違う(笑)。

若草幼稚園の60才の誕生日を皆で楽しく祝っていただき、本当にありがとうございました。このコンサートの様子は画像やムービーでも紹介します。お楽しみに!

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