山形県 酒田の幼稚園『若草幼稚園』です。
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園長ブログ

月別ア―カイブ: 4月 2023

入園式~おめでとうございます!

2023.04.08

令和5年度の入園式は雨でした。

 

園庭の樹木や生き物にとっては「命の雨」。

しずくに濡れた蕾が前日よりも膨らんだのは、

栄養がたっぷりため込まれ、

大輪に咲くその時を待っているからでしょう。

 

それは、参列した小さな子ども達の姿と重なり、

これから大きく成長する息吹を感じるような、

これから始まる新生活、未来にそそぐ「めぐみの雨」だと感じました。

 

おしゃかさまが生まれた時も

空から「甘露の雨」が降ってきたと言われていますもの!

雨のスタートは、

小さな身体にみなぎる力を連想させる、最高のスタートだと思いました。

 

 

少子化と言われ久しいですが、

以前よりも子どもをとりまく環境がきびしくなり

ミサイルがとんできたり、戦争が始まったり、

AIが予想外の速さで社会を変えていき・・・

そんな時代を生き抜く力とは?

 

 

 また、インターネットの進展により、仕事も生活も日本に留まらず、

活躍の場は世界に広がっていくことが予想されますが、

そんな広い視野も必要な一方で、

身近なもの、ことに目を向け、自分自身の内なるものに気付ける力、

地域や家族に心を寄せたり、

小さな事柄を大事に思える感性も大切と思います。

 

 「幸せはさがすのではなく、気付くもの」というCM?がながれていましたが、

日常を大切に思えることは素敵ですね。

 

 

 乳幼児期は、何かを高く高く積み上げることをねらうのではなく、

裾野を広げる時期だといつも思います。

 

広い世界にワクワクしながらチャレンジする楽しさと、

身近なものに関心を寄せ気付ける感性、

それは、どんな時代でも生き抜く力の源でもあると思います。

その力を育んでいける園生活でありたいと思います。

 

 

 入園式では、オープニングの職員の踊りに、前会長と新会長、

そしてお父さん方がとび入りで参加して下さいました。

 やるなら全力で!のお姿に学びます。

大人が笑顔だと子ども達もますます笑顔になりますね。

大人の姿を見て育つ子ども達なのであれば、どうか大人も元気で

ロマンを語りあいましょう!

苦しみや悩みは分かち合いましょう!

きれいごとと思われるかもしれませんが、大人も

「くう・ねる・あそぶ・だす(想いも排泄も)」が大事です。

我慢せず、遠慮なく想いをだしましょう!

子ども達、保護者、職員とで紡いでいく園生活です。

一緒に考えあっていきましょう。

 どうか、保護者の皆様も一緒に園生活を楽しんで下さいね。

 

(役員の立候補もお待ちしておりま~す・・・笑)

 

 

賑やかに始まった令和5年度。

新しい出会いも嬉しいです。

 

 

卒園生、転勤したご家族、そしてOBの皆様もお元気でしょうか?

きっとそれぞれ新しいスタートをきったことでしょう。

園庭には、一人一人のエピソードや様々な思い出がいっぱいで、

それをずっと見とどけてきた大仏さんは変わらずグランドにいて、

揺るがずに立ち、これからも応援し続けることでしょう。

疲れたら、リセットに来て下さいね。

 

新年度、どうぞ宜しくお願い致します!

令和5年度の入園式は雨でした。   園庭の樹木や生…続きを読む

誇りをもって・・・

2023.04.01

あるお母さんが「子育てに自信がない…」と相談したことに対して、

「自信なんてなくていい。自信はいざという時につけるアクセサリーのようなもの。

普段はなくていい。誇りさえあれば・・・」と話していた方がいました。

なるほど。

「自信をもって」とよく言われるけれど、いつも持ち続けていることってできるのだろうか?

常に自信たっぷりな人っているのだろうか?と考えた時、

確かに「自信になった」「自信がついた」などと使う時、

持続的な意味合いよりもその時点での心持ちをあらわす言い方が多いように感じました。
(いつもはなくていいのか・・・とちょっと安心!?)

では、「誇り」とは?

かえって「誇り」を持つことの方がハードルが高い??

まるで禅問答!?になってしまいそうですが、

子育てに正解はないと言われるからこそ、悩むお父さんお母さん方にとって、
では「誇り」とは!???

卒園式での子ども達の姿、最終日になって、より思い出される数年間の数々のエピソード、

泣いて笑って感じ考え行動して、再び挑戦して・・・それぞれの場面での子ども達の姿を振り返ると、

確実に大きく逞しく成長したなあと感動します。

すでに幼稚園よりも広い世界に羽ばたいていった子ども達ですが、

きっとこれからもっともっと力を発揮していくことでしょう。

私達職員にとっては自慢の子ども達です。

その子ども達のお父さん、お母さんですもの!

様々悩み戸惑いながら奮闘し迎えた節目に、

りっぱに巣立っていった子ども達の親として、

どうか今はご自分をたくさんたくさん認め称えてくださいね。

その誇りは、ものすごく清く高く強く尊く輝き続けているのだと思います!

そして、若草幼稚園が子ども達にとっても、

いつまでも「誇り」として心にとどまり

これからも何かしら支えとなっていったら嬉しいなあと思います。

すでに前を向いて(後ろは振り返らず)進む子ども達です。

これからも様々な人、もの、こと、自然、文化との出会いを楽しんで下さいね。

 

今日から、新入園児を迎えプレイスクールがスタートしました。

緊張を和らげようと心を込めて保育にあたる先生達です。

学童で、はじめの一歩を踏み出した卒園生の姿を重ねながら、

きっと同じように大事に迎えてもらっている姿を想いながら。

 

保護者の皆様、ご協力いただきまして、支えていただきましてありがとうございました。

ご縁に感謝です。

私も、いざという時には、自信というアクセサリーをつけて、

若草の誇りを心に輝かせ、これからも努力してまいります!

どうぞ宜しくお願い致します。

 

あるお母さんが「子育てに自信がない…」と相談したことに対して…続きを読む

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