どうぞ宜しくお願いいたします!
2020.04.074月1日より園長に就任いたしました。至らぬところが多々ありますがどうぞ宜しくお願いいたします。
前園長は、これまでのように理事長として、仏教行事、畑の活動、サッカー指導等、さらに、この度認定を受けました「北庄内地域通訳案内士(英語)」として、様々な場面で園行事・活動にかかわりますので、
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
若草幼稚園の特色は何か?と聞かれます。「伸び伸び、元気」「自然がいっぱい」
「自由」「先生達が明るい」等…多くの保護者が口にして下さいます。
「自由…、伸び伸び…」はとても大切なことなのですが、曖昧で抽象的なため、
時にはあまりいい評価でない?内容で捉えられることもあります。(落ち着きがない?など)
『そこには、 野生でない自然がある。
温室でない培養がある。
放任でない自由がある。
抑圧でない管理があり、強要でない期待がある。』
これは、幼稚園教育の祖と言われる方の言葉を紹介したものです。
『園庭には哲学がある』とうたった人でもあります。
まさにこれまでの若草がめざしてきたもの、伝統と一致し、今後もめざしていきたい原点と思い、
以前何度か紹介させていただいた言葉でもあります。
若草の園庭(畑を含め)には、様々な生き物との出会い、四季折々の風景が広がります。
そのまま(ありのまま)でも魅力的で、心動かされることでしょう。
けれども、「教育」とは、「保育」とは、そこに(ありのままの素晴らしさを尊びながら)
子ども達の姿を見守り、待ち、必要な援助、環境を考えていくこと。
~野生でなく、温室でなく、放任でなく、抑圧でなく、強要でない~
けれど、豊かな自然、子ども達の発達を促す援助(培養)、自由、安心安全のための管理、
明日も行きたい!楽しい!という期待に満ちた幼稚園でありますように…と願い努力する日々。
「自由」「伸び伸び」とは、本来は深く難しく責任が伴い、そしてスキルが必要です。
その分、様々な困難にも対応しようとする「生きる力」「柔軟性」「主体性」が育まれていくものと信じています。
子ども達に主体性を求める以上、私達職員も自ら考え、行動する集団でありたいと思います。
大人自身が、夢、ロマン、目標をおおいに語れること、間違いを恐れず、何かに向かって歩みたい、
学び続けたいと思えることはとても大切と思います。前園長が保護者の皆様に支えられ、
共に築き上げてきましたPTA活動の原点もそこにあるのだと実感します。
抽象的だけれど大切な「伸び伸び…、自由」。
それを支える「くう・ねる・あそぶ・だす(想いも排泄も)」
が育まれる園でありたいと改めて強く思います。
昨年度末の保護者アンケートでも沢山のご意見を頂戴しました。
昨今の感染症対応はもちろんですが、安心・安全な園生活でありますよう、引き続き努力していく所存です。
子ども達、保護者の皆様と出会えたご縁が嬉しく、命を預かる責任と、共に過ごせる幸せを感じながら、
新たな視点で進んでまいりたいと思います。子ども達、保護者、職員にとって、お互いに学びあい心地よい園と
なりますよう努力していきます。どうぞ宜しくお願いいたします。
追伸;教頭時代、「園長の年の離れた妹」!?・・・と自己紹介しておりましたが・・・!???
改めまして、どうぞ宜しくお願い致します。