リベンジ遠足と創立記念日
2024.10.25今日は念願叶い、年長組羽黒山遠足でした。今頃、ぐっすり寝てるかな?先生達も!?(笑) お疲れ様でした。早いペースで、駆け登ってきた時にはびっくり。さすが毎日外でたっぷり遊ぶ子ども達の、その体力は恐るべし…でした。
青空に映えるショッキングオレンジの学年Tシャツ、霊験あらたかな雰囲気に子ども達の歓声が響きわたり、千年続く厳かな文化と生命力溢れる子ども達の笑顔がマッチして 静と動、神(信)と新!?不思議なコントラストが面白かったです。
お土産話はどうでしたか? 是非教えてくださいね。
お弁当、送迎にもご協力いただきましてありがとうございました。
安全に実施できるようお手伝いいただいたお父さん先生、ありがとうございました!
お疲れ様でした。
さて、昨日10月24日は本園の69回目の創立記念日でした。
子ども達に次のようにお話しました。
「若草幼稚園は園長先生のおじいさんがつくったのですが、そのおじいさんはお寺のお坊さんでした。そのおじいさんのお父さんもお坊さんで、若草幼稚園の前にも、小さな乳児院をつくっていました。その子ども達はお父さん、お母さんがいませんでした。戦争や災害で亡くなってしまったのです。子ども達をあずかって一緒にすごしていました。そしてそのお坊さんは生き物が大好きで、子ども達のために 小さな動物園をつくりました。
ハトやうさぎ、亀、チャボ、にわとり、文鳥、インコ、さる、やぎ、馬、あひる、犬、とんび、たか、たくさん飼いました。その動物たちの中には、事故や病気で傷つきお世話のためにあずかっていた動物もいました。先生達も一緒にお世話をしました。そのうちに、若草幼稚園は動物がいる幼稚園として有名になりました。
また、たくさんの、ののさまを、グランドやお池やあちらこちらにおまつりしました。子どもを守るのの様、あかちゃんをまもるののさま、お母さんを守る(安産育児)ののさまがたくさんいるんですよ。
その中で、みんながよく知っているののさまを紹介しますね。グランドの大仏さまのことはいつもみているから、みなさんはもうわかりますね。(どのクラスにも写真が飾ってあるのですが)「みろくぼさつさま」についておはなししますね。
大仏さまのお弟子さんだった人といわれています。おしゃかさまが亡くなった後(56億7千万年後)に現れて、全ての人を救うといわれています。優しさと安心感(慈愛)をあたえ、他の人の幸せのために努力し、平等な心を大事にしているといわれます。とてもとても優しいお顔をしていますね。先生みたいですか!? お母さんみたい?園長先生は、そのお顔が大好きです。
なにかこまったこと、しんぱいなことが会ったら、じっとながめてみてください。なにか答えがみつかるかもしれませんよ。
さあ、若草幼稚園は昔から生き物がいっぱいいて、ののさまもいっぱいいて、いつも見守ってくれていて、先生達も子ども達も元気な幼稚園です。それはこれからも続いていくことでしょう。
たくさんの方々のおかげです。大事にしていきたいとおもいます。
『いちがっき いちばんだいじなじぶんのからだ
にがっき にこにこ ちょうせんだ』
みんながよく知っている合言葉のように、これからも身体と心を大事にしてくださいね。いっぱい食べて、いっぱい遊んで、心と身体をたくさん動かして、大きくなってください。みなさんが元気でいてくれることが、幼稚園は一番うれしいです。
お誕生日をお祝いしてくれてありがとうございます。」
遠足に行って、季節感を味わい、子ども達のエピソードに微笑み、いつの間にか幸せな余韻に浸っていることに気付く…それもこの職業ならでは…と感じます。
創立69年目を迎え、責任の重さを感じますが、多くの方々とのご縁で今日があることに感謝し、子ども達との日々を大事に過ごしていきたいと思います。
どうぞ、これからも宜しくお願いいたします。