薫習(くんじゅう)
2024.06.01今日から6月、衣替えですね。
新年度が始まりあっという間に2か月が経ちました。
気温の寒暖差に驚きますが、体調に気を付けてくださいね。
さて、先日、久しぶりにOBの方々とゆっくりお話する機会がありました。
楽しかったこと、嬉しかったこと数々思い出されますが、大変だったこと、悲しかったこと、苦しかった?こと等も口に出して「おもいで」として懐かしむことができるのは、
やはり「若草」が紡いだご縁のおかげとありがたく思いました。
以前、尊敬する上司に「薫習(くんじゅう)」と書いた色紙をいただいたことがありました。
お寺の住職でもあるその方は、その意味を言わずにくださったので、自分で調べ「香りがものにうつるように、よい行い、よい影響を周りにあたえられるような人になりなさい。精進しなさい」という激励の意味かなあ・・・と解釈し、努力しなければと思いました。
けれど、そんな人にはなかなかなれるものではなく、逆に私の方が様々な方々から、知らず知らずに影響をうけ励まされたり、自分の過ちを反省したり、「〇さんのような人になりたい」と憧れ真似をし、見習おうといつのまにか自分の志となっていたり・・・と、
「優れた人のそばにいると、自然と行いがよくなっていく」という、もう一つの「薫習」の解釈の仕方もあると実感し、尊敬する方々の「言葉」や「本」や「活動」はさすがだなあ・・・となるべく近くで見たり聞いたりしたいなあと思うようになりました。
そして、今は、
その住職さんが、私に「薫習」をくださった本来の意味を、やっとわかったように思います。
「そのひと」のそばにいくと、嘘がつけない、自然と笑顔になる、不思議と元気になれる、心が洗われる、自分自身を振り返り反省する、素敵な人になりたいなあと思う、清く生きたいと思う・・・等々。知らず知らず自分自身に深い影響をあたえるそのひと。
「そのひと」は、目の前の「子どもたち」でした。
子ども達の存在についての問いだったのだと、今は思います。
あたりまえすぎて、気付けないこと、
どこか、か弱きもの、養護、援助の視点でばかりで見つめていないかな?等々
改めて考えなおしてみております。
今日は自分自身の心も衣替え!?のスタートとなりました。
さて、月曜日は、年長組羽黒山遠足のリベンジ!?です。
お弁当や自宅送迎の件もご協力いただきましてありがとうございます。
晴れでも雨でも今年ならではの楽しい遠足を!と職員もはりきっております。
お父さん先生もありがとうございます。
たくさんの方々のサポートで、子ども達がさらに笑顔になって、
それが皆様の笑顔にも繋がると信じています。
どうぞ宜しくおねがいいたします。