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2015.07.08「ポパイとほうれん草」(実写版)*フェイスブック6/9より転載
2015.07.07年長がほうれん草を収穫した後すくすく畑で遊んでいると、ブルートがオリーブの手を引っ張ってどこかへ連れて行こうとしていました。「ポ~パ~イ!」と助けを求めるオリーブ。そこへポパイが登場。「ブルート、やめろ!」とポパイが力づくで離そうとするが、5Lサイズのすごい体のブルートに歯が立ちません。
「ヘッヘッヘ。ポパイ、お前は弱いな」。悔しそうに顔をゆがめるポパイ。すると年長園児がポパイに向かって叫ぶのでした。「ポパイ、ほうれん草を食べて!」昨日「ポパイ」のDVDを見た子ども達は、ほうれん草が役に立つことを知っているのでした。「わかった!」、ポパイが年長が収穫したばかりのほうれん草を口にすると、…
「♪チャチャチャチャッチャチャ~~ン、チャチャチャチャチャ~チャチャ~~ン♪」いきなりポパイの体が膨れ上がり、筋骨隆々に大変身!「ブルート、これでどうだ!」ポパイが一発パンチを繰り出すと、ブルートは大空に向かってぶっ飛んでいくのでした。「ポ~パ~イ♡」。嬉しそうにポパイに抱っこされるオリーブでした。
一部始終を見ていた子ども達、自分達もポパイのように強くなりたいと思ったか、「ほうれん草欲しい!」とトトコ(ひな鳥)のように大きく口を開けて、ほうれん草のお浸しを待つのでした。
保護者の皆さん、ご家庭でもほうれん草を食べさせて下さい。毎日でも食べると思います。余韻がさめないうちは(笑)。ご協力いただいたO泉副会長、S藤かなりや組部長、ありがとうございました!
各幼稚園の楽しい紹介 (若草リレーブログ6/2より転載)
2015.07.07上の写真は5月13日に行われた、酒田地区私立幼稚園連合会総会の懇親会の様子です。毎年この時期に開催され、酒田地区(7園)と遊佐地区(1園)の幼稚園計8園の職員が一堂に会し、連合会の事業報告や収支決算、新年度の予算等が承認されます。
懇親会では各園の職員紹介が行われるのですが、普段幼稚園で子ども達と歌ったり踊ったりしている先生達、ありきたりの紹介ではなく、余興です(笑)。画像は若草以外の7園の様子です(若草の紹介の時写真を撮ってもらうのを忘れたので、ひよこマークだけの登場)。若草チームは、入園式で披露した「おやつたーべよ!」をやりました。
先生方は普段踊り慣れているので、こういうのは大得意ですね。歌や踊り、寸劇、手遊び等々、各園楽しい紹介でした。一般企業や公務員の方々の集会ではなかなかないと思いますが、幼稚園連合会はこれが当たり前なのです。プロ意識というか、性(さが)と言うか・・・(笑)。どこでもこのように体全体を使って表現しているので、幼稚園の先生は年をとらないのでしょうね。いつまでも若々しくて。若草の先生も・・・。一応言っておきます(笑)。園長も最初は踊るのが恥ずかしかったのですが、今ではセンターポジションに固執しています。
この会とは別に、やはり各園が一堂に会する催しがあります。そう、それは「酒田地区私立幼稚園PTA連合会交流会」。毎年1月に行われますが、この時は保護者の皆さんが楽しい余興を披露してくれます。若草はなぜか毎年トリなのです(笑)。でもこれが最高に面白い!保護者の皆さん、時期が来たらご案内しますので、是非参加して下さい!
琢成PTAともお別れ(若草リレーブログ3/26より転載)
2015.07.073月17日は卒園式&さよならパーティで、翌18日が琢成小学校の卒業式でした。長女、次女、長男と3人がお世話になり、今回が最後の卒業式で、13年の琢成PTA生活にも別れを告げました。画像は長男が卒業証書を受け取っているところですが、ちょっとぼやけてしまいました。原因は・・・。ちなみにこの頭は私ではありません。なぜかちょうど目の前に来てしまいました。私も日頃、このように後ろの人を戸惑わせているのでしょうね。
6年生の保護者は、寺町の琢成学区を色濃く反映し、お坊さんが3人、神主さんが1人います。また、お坊さんではないですが、頭をきれいに剃りあげている方が3人ほどいるのです。そんなわけで、誰が本当のお坊さんだか迷う学年なのです。その面白さを、夜の祝賀会で余興にぶつけました(笑)。また、マイケルジャクソンの「今夜はビートイット」を「今夜もPTA」に替え歌にしてお父さん達と踊ったところ、大喝采をあびて気持ち良かったです。
私が在籍した頃の琢成は、旧琢成と光ヶ丘が合併した頃で、1200人ほど児童がいました。今は5分の1ぐらいになってしまい寂しい限りです。でも、根底にある保護者の熱意は、変わらないものがあります。若草保護者出身も多いですし(笑)。13年間様々なPTA活動に関わり、大変貴重な経験をさせていただきました。
自分も子どもも大変お世話になった琢成小学校、新しく来る松本校長先生は、私の高校時代のサッカー部の大先輩です(5才上)。かつて社会人チームでも一緒にやっていました。自分もそんな年になったのだなあと改めて実感します。
保護者への感謝(フェイスブック(3-20)より転載)
2015.04.03(3/17のさよならパーティの画像です)
さよならパーティではきちんと年長保護者へ御礼の挨拶ができなかったので、この場を借りてさせていただきます。相馬PTA会長を始め、富樫副会長、小野、菊池両学級活動部長、土形広報部長、齋藤文化部長、そして年長保護者の皆さん、今年度の年長組PTA活動に尽力いただき、本当にありがとうございました。お疲れ様でした!
リーダーの皆さんそれぞれの個性が出て、またクラスの特色もいかんなく発揮され、大変素晴らしい1年だったと思います。園全体の行事に関しては、PTA三役の団結と企画力、貝殻効果で(?)、大変充実した運営でした。専門部では、年間を通しての各活動もありがたかったです。クラスの親子レクに関しても、直接話しを聞いたり、写真や動画を見たり、皆さんの投稿されたメッセージを見て、アイデア溢れた楽しい活動だったことが手にとるように…わかりました。子ども達の笑顔が一番のエネルギー源でしたね。かもめ、かなりや組両担任、産休代理担任をしっかりと支えていただきました。
皆さんお忙しい中時間を割いてPTA活動を優先していただき、かなりの負担だったと思います。また、沢山の人間が関わるものなので、いろいろな方々の意見に耳を傾け、時には相反する考えを調整したりまとめたり、心労も相当なものだったと思います。それでも笑顔でリーダーシップをとっていただきました。本当に頭が下がります。
昨日UPされた「PTA会長の寝言」にもありましたが、いろいろな行事に積極的に関わることで、我が子を近くから見られる、他の子からも顔と名前を覚えてもらえる、他の子も可愛くなる。そして子どものためにという同じ方向性のもと、年齢、職業を問わない保護者同士の交流ができ、連帯感が強くなる。私もこの仕事に就いて20年以上になりますが、様々な保護者との出会いに刺激を受け、その出会いが信頼に変わっていく時、自分にとっての「生きる力」となってきたような気がします。園児がお友だちを作って人間関係を学んでいくのと同じで、大人も「人との縁」が、その人の生き様をより彩っていくのではないか。いいことばかりでなくトラブルもありますが、だからこそそれを乗り越えていく過程が大切なのだと思います。
一年間を通して、年長保護者の皆さんのいろいろな分野の才能に驚かされました。物作り、読み聞かせ、運動、音楽、お笑い芸(?)・・・。これは、人と接してないと、そしてそれを発揮する機会がないと見つけられません。これだけ沢山の保護者がいる中、何か得意分野があり、それを幼稚園の何かのために発揮してもらう、そうすることで園児も喜び、成長につながる。親が何かに情熱を持って打ち込む時、子どももそれに感化される…まさしく「大人が輝けば子どもも輝く」だと思います。
皆さん、これまで本当にありがとうございました!今後はOBとしても是非関わっていただきたいと思います。よろしくお願いします!
人生の原点(広報「わかくさ」平成26年度最終号掲載)
2015.04.03(画像は60年前の創立当時の写真です)
2月10日のことですが、Kさんという男性が、両手いっぱいに花束を抱えて母を訪ねて来ました。地元酒田の企業のオーナーの方で現在64歳、創立当時の若草幼稚園の園児で、母が担任していたそうです。今年若草が創立60周年と知り、意を決して母に会いに来たということでした。
Kさんが言われるには、当時の自分があまりにもやんちゃで、担任の母にとても迷惑をかけたことへのお詫びをしたかったこと(笑)、でも今の自分があるのは、若草でのびのびと日々を過ごしたことが大きく、自分の原点であった幼稚園、そして母にその感謝の気持ちを伝えたかったということでした。
80歳を超えている母ですが、驚いたことにKさんのことはよく覚えていました。若草の創立時で、母も勤め始めた頃だったからかもしれません。毎日園庭を走り回ってよく大きな池(平成3年の大仏再建時に埋め立てられました)に落ちていたことや、泥んこや木工、粘土遊び等物を作るのが大好きだったこと等々、Kさんと懐かしそうに話していました。Kさんも、いつも悪さばかりしてよくお寺の本堂でお釈迦様の前で反省させられたこと等、武勇伝を笑いながら話してくれました。母も、こうして約60年の長い歴史を経て教え子が訪ねてきてくれ、驚くと同時にとても嬉しかったと思います。
Kさんは精密機械加工の会社を経営しており、独創的な技術の製品開発が特色です。若い頃はかなり苦労を重ね、会社を従業員50名を超える規模にまで発展させてきました。幼児期に自由な発想で物作りをしたり、自然の中を駆け回ったりしたことが今の自分を形成しており、新入社員を採用する時も、学歴でなくそのような経験の有無を大切にしているそうです。
もちろん7000名を超える卒園生がいる中で、幼稚園の記憶はほとんどないという人もいるし、Kさんのようなケースは珍しいのかもしれません。でもこの日の出来事で、私自身若草の歴史の重みを改めて実感すると同時に、園長として、若草が人の生き方の原点となれるよう、頑張っていこうという勇気をいただいたような気持ちになりました。
卒園生の皆さんも、将来大きくなってふと若草のことを思い出したら、ぜひ訪ねてきてほしいと思います。まあ、60年は長すぎますが(笑)。皆さんがこれから生きていく中で、若草で過ごした日々が少しでも心の支えや糧になるのであれば、私たちにとってこんなに嬉しく幸せなことはありません。
卒園おめでとうございます。
第2回わかくさロックの祭典(2014-12-1の若草フェイスブックより転載)
2015.01.09今回のイベントで印象的だったのは、バンドメンバーの助け合いでした。あるお父さんが体調を崩して演奏できなくなったのですが、それが判明したのは前日の朝。しかも彼は5つの内2つのバンドのリードギターを担当していたので、彼抜きにはとてもステージには立てない、本番は3つのバンドだけでやるしかない…。当然そう考えました。
ところが、ここで他のバンドのメンバーが「ちょっと待った!」。何とか自分たちでサポートできないかと考え、そこから全バンドメンバーが入り乱れての怒涛のメッセージラッシュ(SNSを利用して)。何せ翌日には本番ということで、楽譜の手配など議論を重ね、何とか夜遅くに集まって急造セッション。中には自主練習で徹夜のメンバーもいたそうです。そして迎えた本番。助っ人メンバーたちが完璧でなくとも一生懸命サポートした結果、2つのバンドも見事ステージを完遂することができました。私のような素人には、たった1回、しかも短時間の音合わせで、なぜこのように皆を盛り上げるパフォーマンスができるのか??本当に不思議でした。きっと音楽をこよなく愛する精神と、仲間を思う気持ち、最後まであきらめない情熱、いろいろなものが凝縮された結果なのだなあと思いました。
何年か前の運動会を思い出しました。途中で突然どしゃぶりになって競技を中断、グランドもグジャグジャになり、このままでは当然中止になりそうだった時、園児の「晴れろ!」コールを受け、保護者が発奮。雨がやんだ直後に皆でダッシュして手分けしてグランド整備し、水を吸い取り、ゴザを敷き、土をかぶせ、また運動会を再開することができました。あの時の皆さんの素早い動きは本当に見事で、運動会をやりきるのだという心意気に感動しました。
逆境に立った時、そこを乗り越えるために一生懸命チームワークで動き、そして乗り越えた結果、得られる喜びは本当に大きいのだということを、昨日のバンドの皆さんを見て思いました。皆さんお疲れさまでした!
ネイチャーゲーム(「若草リレーブログ2014-11-14」より転載)
2015.01.09今日は園長です。皆さん、ネイチャーゲームって知ってますか?ネイチャーゲームとは、米国のジョセフ・コーネルという人が、1979年に著書『Sharing Nature With Children(子どもたちと自然をわかちあおう)』の中で発表した自然体験プログラムの、日本における名称です。人間の感覚を用いた様々な活動(アクティビティ)を通して、自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことを目的としています。
この写真は先週の6日、鶴岡のある保育園の子ども達が、羽黒の創造の森でネイチャーゲームを体験している様子です。「庄内ネイチャーゲームの会」という組織があり、私もそのスタッフとしてこの日活動のお手伝いをしました。何年か前に資格を取りメンバーになったのですが、ほとんど幽霊会員で(笑)、恥ずかしながら年に1,2回ほどこのように申し訳程度に参加しています。
でも少しでも活動すると、これが本当に面白いのです。この日のメニューは「森の色合わせ」(赤、黄色の落ち葉探し)、「カモフラージュ」(自然界に存在しない、事前に仕掛けられた人工の虫や植物、おもちゃ等を発見する)、「自然大好き大事探し」(木の実や生き物等テーマに応じて自分のお気に入りのものを見つける)の3つでした。子ども達は夢中になって活動を楽しんでいました。
若草でも年長組の夏季保育の時に、毎年ネイチャーゲームの会のメンバーと一緒に川原で活動し、子ども達も喜んでいます。ただ、普段の遊びでは特にアクティビティとしてはやっておりません。先生達の日頃の保育における自然活動は、まさにネイチャーゲームの要素を十分に取り入れたものであるので、殊更にそれを保育のカリキュラムとして別枠で導入しなくてもいいと考えていました。しかし、年々少しずつネイチャーゲームに触れていくうちに、これはとても奥深いものであり、その真髄をさらに探究して子ども達の健やかな育ちに役立てたいと思うようになりました。若草の園庭、森の山、すくすく畑等、それを生かす環境は十分にあります。
ネイチャーゲームの本来の理念は、「シェアリングネイチャー(自然とのわかちあい)」です。この若草の環境で、是非その理念を子ども達と共に浸透させていきたいなあと思っています。
「ワンタッチ・スピードチェンジャー」が欲しい! (若草リレーブログ10/15より転載)
2014.12.04もしドラえもんのポケットから、何か一つ望みの物が手に入るとしたら…私は「ワンタッチ・スピードチェンジャー」を希望します。と言っても、これはドラえもんのマンガに過去に登場したものではなく、私の造語です。私の望みは、ボタン一つで次々に着替えができる装置なのです。
例えば今日1日を振り返ると、朝は檀家さん宅で読経するために坊さんの衣姿、帰ってきてからは園児のいもほりで宮野浦の畑にツナギ姿で行き、昼すぎは寺の檀家役員さんと会議のため作務衣姿、そして午後は酒田地区私立幼稚園連合会の研修のためスーツ姿、そして夜は息子の小学校の球技大会の練習のためジャージ姿と、朝から晩まで何度も着替えました。
別に忙しさを誇示しているわけでないですが、仕事柄何度も何度も着替えるわけです。もしボタン一つでさっと素早く着替えられたら最高です。
これに加えて、例えば夏だったら、泥んこプールの格好もするし、
おしんレースなどの大会では、愛犬の黒柴クウとおそろいのランニング姿にもなります。
また、時々お地蔵さんともペアルックにもなります。
そんなわけで、やっぱりドラえもんの「ワンタッチ・スピードチェンジャー」が欲しいです!
自然界のバランス
2014.11.15すくすく畑では、年長組が植えた大根がもうすぐ収穫を迎えます。8月末に種まきして、収穫が今月末なので、約3ヵ月の栽培期間です。葉っぱは上段左の写真のようにかなり生い茂ってます。害虫からの食害はほとんどありません。でも上段右の写真は、10年以上前のすくすく畑を始めた頃の大根の画像です。黒いカブラババチの幼虫から、葉っぱがかなり食害されています。有機無農薬栽培なので、このように作物が喰われるのは仕方ないと当初は思っていました。ところが毎年野菜栽培を繰り返すうちに、徐々に虫の被害は少なくなっていきました。
もちろん野菜を食べにくる虫はいますが、例えばアブラムシに対するテントウムシのように、その天敵が存在することで被害が最小限にとどまるのです。いろいろ本で調べてみると、有機無農薬栽培を長く続けると、自然界のバランスがしだいに保たれていくそうです。生産農家のように出荷するわけでないので、サイズや形状を気にせず、安全で美味しい野菜が食べられればいのですから。何か子育てにも通ずる教訓がありそうですね。それについてはまた後日書きたいと思います。