令和3年度修了します
2022.03.31今日は3月31日、令和3年度が終了します。
プレイスクールの年長サンは最終日。最後の挨拶をしてさよならする姿を見送る先生達にとっては、想いがこみ上げ、「終わり」や「別れ」に感傷的になってしまいますが、子ども達は「早く学校にいきたい!」「〇○が楽しみ!」と期待に心弾ませている様子が伝わります。やはり子ども達は「今」を生きる!…たくましいです。
「終わり」は「はじまり」、新たなスタートでもありますね。
広報の文章にも書いたのですが、以前、「よねさんの紙芝居」として地元で活動される「米田佐之助さん」が来園した際、若草の子ども達は「突っ込みが素晴らしい!」と褒められたことがありました(笑)。大人は「違う」と思っても声をあげない、どうせ変わらないだろうと指摘をやめてしまう。でも子ども達は違う。何度も何度も「違う」「変だ」と突っ込む。そこが大事。子ども達に「君たちは素晴らしい!違う、変だ!と思ったことは、何度も諦めずに伝えることが大事なんだよ」と語りかけて下さいました。
さらに、我先にまず手をあげる、そしてそれから考える!?そこも素晴らしい!…とも(笑)。
屈託なく笑い、我先にと手をあげ、間違いを恐れず、わからないことは「わからない」と伝え、何度でも「突っ込む」。そんな子ども達がいつから、手をあげなくなり、「どうせ〇○しても仕方ない」と諦め突っ込まなくなっていくのでしょう?他の国よりも「自己肯定感が低い」と言われて久しい日本の子ども達…。
今、巣立ってゆく子ども達の前には、これから様々な困難が立ちはだかることでしょう。
それでもどうか、自分を信じて、信じぬいて、仲間と共に、時には一人ででも目指すもの、こと、方向へ歩んでほしいと願います。新しい世界を恐れずに一歩を踏み出してみて下さい。
明日からは新年度、プレイスクールが始まります。先生達にとっても新たなチャレンジです。今年度、子ども達からもらった沢山の感動と勇気、そして愛を胸に、先生達もワクワクしながら新しい出会いに感謝して明日を迎えたいと思います。
今、幼稚園は静かです。
もうすぐ「今日」が終わります。
今年度も多くの方々のご協力のおかげで、終了することができます。心から感謝申し上げます。
ありがとうございました!
「今日はこれでおしまい 先生さようなら みなさんさようなら」