つづき・・・!?
2020.11.23前回、半端な終わり方をしてしまいましたが、ますますこの時代、子ども達の笑顔がどんなに尊く、
子ども達の生活を守っていくこと、あたりまえの日常をおくること、おくれるようにしていくことが園の使命と強く思います。(おこがましい言い方で、実は、子ども達が自らつくっていっているのかもしれませんが…)
考えてみれば、幼稚園というところは、一見相反する価値観が共存しているように思います。
「個」と「集団」、「自由」と「窮屈!?」、「自由」と「規律」、「自由」と「強制?」、「私」と「あなた」「あなた達」、「子ども」と「大人」、「静」と「動」…。考え始めると終わらない(笑)ぐらい、一見矛盾のような曖昧な世界で、時に先生達も、どう子ども達に援助していったらいいのか?を悩みます。
けれど、様々な価値観を学び、曖昧な世界の中で、何かしら確固たる自分を漠然とでも感じ、自分自身の世界を広げていく…子ども達も先生達も共に生活する意味がそこにあるように思います。学校も同じでしょうか!?
と、またまた抽象的になってしまいましたが、
コミュニケーション、肌と肌の触れあい、心身のぬくもりが大切・・・と言われ、3密があたりまえ、常識だった園生活。今は相反するような手立てを考えなければならない時代ですが、ひょっとしたら一見真逆に見えて実は繋がっている!?例えば、「個」が育つと「集団」も育ち、「集団」が育つ中で「個」も自己実現していけるような・・・
相反するものが互いを高めあう・・・ことが日常には結構あるのかもしれない、それが園生活では…などと思うとき
実は時代に左右されない園の役割があるのだと気づかされます。
どんな困難になっても、誹謗中傷に逃げず、自分の命も他人の命も大切にしようと思える子ども達に。
そんな想いを育める園でありたいと思います。