くせになる踊り
2009.09.04今日は「踊り(私にとっての)」について話したいと思います。幼稚園ですから、子ども達はもちろん、我々教職員も何か行事があるたびに踊っています。先生たちは普段の保育で毎日のように踊っているし、それが仕事でもあるので全然不自然ではないのですが、私は、以前は本当に恥ずかしかったのです。
何せ小さい時から体育会系で、男が踊るなんて「ヘッ」という感じで育ちました。大学卒業後は会社員として勤務し、その後坊さんになるため本山で修行して酒田に戻ってきたのですが、会社でも営業課は男ばかりだったし、本山でも200名の修行僧はもちろん全員男でした。
それが若草で勤めることになったとたん、女性の中でもがく(?)ようになり、男性社会に慣れていた私には戸惑いの連続でした。中でも様々な場面で踊らなければならないことが、とても恥ずかしかったのです。やがて子どもの前では平気になりましたが、保護者がジーっと見ている前で踊るのは、かなり苦痛でした。
しかし・・・、人間とは面白いもので、今では開き直って積極的に踊っています。やはり園長としての責任感(???)、いや、何よりも踊ることが楽しいのですね。子ども達と踊れば、みんなニコニコしてくっついてくるし、無邪気に元気よく踊る子どもからは、こちらがパワーをもらえます。
また先生達との場合も、普段は一応(?)上司と部下の関係でも、一緒に踊ることで良き仲間のような雰囲気で、親しみやすい関係になります(向こうはそう思ってないかもしれませんが…)。
そんなわけで、なかよしうさぎの祭りなどでは、かおる先生の考えた振り付けでみんなで楽しく踊っています。周囲によると、私の踊りは動きがどうも固いようです。柔軟性がないからですが、こちらが一生懸命踊れば踊るほど、笑われるのが逆に快感にもなってきました。
先日は、全国的にも人気の「あきらちゃんとラーメンちゃん」の「遊びうたコンサート」(酒田市私立幼稚園研修会の場)に参加し、「はなまる温泉」(7月のうさぎの夏祭りでも披露)を飛び入りで踊ってきました。この曲の本家本元の前で踊るのはちょっと心配でしたが、大うけで、ブログにも動画をUPしてくれたほど褒めていただきました。やって良かったなあ。
ますます図に乗る園長以下若草軍団。これからもガンガン新しい踊りをかおる先生に創作してもらって、子どもや保護者達の前で披露していきたいと思っています。(たとえ見たくなくても)
あ~くせになりそう。