自然界のバランス
2014.11.15すくすく畑では、年長組が植えた大根がもうすぐ収穫を迎えます。8月末に種まきして、収穫が今月末なので、約3ヵ月の栽培期間です。葉っぱは上段左の写真のようにかなり生い茂ってます。害虫からの食害はほとんどありません。でも上段右の写真は、10年以上前のすくすく畑を始めた頃の大根の画像です。黒いカブラババチの幼虫から、葉っぱがかなり食害されています。有機無農薬栽培なので、このように作物が喰われるのは仕方ないと当初は思っていました。ところが毎年野菜栽培を繰り返すうちに、徐々に虫の被害は少なくなっていきました。
もちろん野菜を食べにくる虫はいますが、例えばアブラムシに対するテントウムシのように、その天敵が存在することで被害が最小限にとどまるのです。いろいろ本で調べてみると、有機無農薬栽培を長く続けると、自然界のバランスがしだいに保たれていくそうです。生産農家のように出荷するわけでないので、サイズや形状を気にせず、安全で美味しい野菜が食べられればいのですから。何か子育てにも通ずる教訓がありそうですね。それについてはまた後日書きたいと思います。