若草の園庭(広報「わかくさ」第3号より)
2010.03.16 ある幼稚園のホームページを見ていたら、その園のテーマソングのようなオリジナルの曲が掲載されていました。「みんな みんな ありがとう」という曲で、聴いてみたらとてもいいメロディで、一回で好きになりました(造形展の時に、会場の一角で曲を流しました)。この曲を聴いているうちに、若草の園庭が自然に思い浮かんでくるようになりました。
歌詞を紹介します。
「空が見守っていてくれるように 太陽がぬくもりをくれるように
あなたのそばにはいつも 大切な仲間がいるよ
だからどんなときも 一緒に笑って 同じ時を刻みたい
夕暮れの園庭に 身を染めて ふと目を閉じて
ふりかえる時 幸せいっぱいでありますように
あの涙も あの傷も 誇れる日がくるから
緑の葉っぱが 体を揺らして
生きている喜びを 歌っているね
僕たち人間もほら 笑顔が一番良く似合う
そしてどんなときも ありがとうを あなたへと響かせて
まるでふるさとの 体温のような 淡く柔らかな
風のにおい ここに来れば いつでも いつまでも
幸せに手がとどく そんな場所がここにある
勇気を分けてくれて みんな みんな ありがとう
生まれてきてくれて みんな みんな ありがとう」
若草の園庭も、卒園生にとって、大切な仲間と一緒に毎日を過ごした空間でした。
「グランドでは鬼ごっこやサッカーで走り回ったね。トンボ池でカエルをいっぱい捕まえたね。森の山の探検はワクワクしたよ。木登り名人もいたなあ。いっぱい木の実を拾って見せに来てくれたね。うさぎの世話をしてくれてありがとう。すくすく畑でいっぱい収穫したね。」
いつも園庭を駆け巡るみんなには、笑顔が一番似合っていました。
大仏さんに見守られながら、緑いっぱいの園庭で過ごした思い出は、卒園生にとってどんなものなのかな?目を閉じてふりかえる時、幸せいっぱいでありますように。
そして、卒園しても、ここに来ればいつでも元気が出る、そんな園庭であってほしいと思います。園長先生は、この園庭でみんなと一緒に笑って同じ時を刻めたこと、とても幸せでした。
卒園おめでとうございます。