若さの秘訣
2009.05.25昨日は、「うさぎの春まつり」においでいただきありがとうございました。最後のところで、先生達を少し紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
今年度、初めて男性教諭を採用したので、文字通り老若男女(?)、若手からベテランまでバラエティ豊かな先生達の集団になったのではないかと思います。
でも、幼稚園の先生は、実際の年齢よりも若く見られることが多いようです。ベテランの先生達は、「○○先生、全然変わらないですね」とか昔の保護者に言われて、ニンマリしている場面をよく見ますが、どうしてでしょうか?何か「若さの秘訣」でもあるのでしょうか?
やはり子ども達と接していることで、歌ったり踊ったり、表情豊かに笑顔を絶やさず、少々オーバーアクション気味で毎日過ごしているので、年をとらないのかもしれません。また、子ども達の果てしない輝きとパワーを体に受けて、若返りのエキスとして吸収していることもあるでしょう。
でも一番の理由は、子ども達の日々の成長を間近で見て、その喜びをまるごと受けとめることで、先生達自身のハートが常に輝き続けるという心情的なものにあるのでしょう。
アンチエイジングという言葉が流行っていますが、肉体的に体を鍛錬することよりも、むしろ精神的なものが、人間を生き生きとさせ、輝きを維持していくのだと思います。
私は老化を否定する気はありません。若草ホームページの「園長のつぶやき」の「秋まつり御礼(11/1)」にも書きましたが、檀家さんであるお年寄りの方々とお話しするのは楽しいです。自然に年を重ねてきた方々の、日々のつつがない暮らしに感謝しながら生きていく姿勢に心が落ち着きます。
でも、幼稚園で現役で働いている間は、心も身体も「キープヤング」を目指していってほしいと思います。
私自身も現在44才、中年真っ只中でありますが、毎日子ども達と遊び、保護者と交流することで充実した経験をさせてもらっているので、「年をとっているヒマなんかない!」といった心境です。(たまにギックリ腰などやり、強がれない場合もあります)
幼稚園は、お子さんを保育することで保護者の皆さんから保育料をいただいてますが、園で働く私達が心身共に若さを保ち、感動をいただく場でもあるのですから、本当にありがたい、幸せな職場だと思います。
幼稚園で働くことの幸せを常に感じ、感謝しながら日々を過ごしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。