ドイツ人高校生のホームステイ
2017.08.04今日のブログは園長です。先週末から3日間、ドイツ人の高校生2人が我が家にホームステイしました。「第44回日独スポーツ少年団同時交流受入事業」の一環で、ドイツのスポーツ少年団の高校生8名、指導者1名の計9名が、約2週間、郡山、酒田、石巻と回りホームステイをする事業でした。スポーツ少年団というと小学校までと思う方が多いかもしれませんが、何と22歳まで資格があるそうです。
8年前に酒田に来た時も受け入れましたが、私自身は、41年前の同事業(第3回?)で、友人宅に泊まったドイツ人達と交流した思い出も、記憶の片隅にあります。なぜ覚えているかというと、1976年のその年、アントニオ猪木vsモハメッド・アリの異種格闘技戦が行われ、「世紀の一戦」と呼ばれ、世界中で注目されたその試合の話で大いに盛り上がったからです。試合自体は大変盛り下がった内容でしたが(笑)。
8年前は男子高校生2名でしたが、今回は女子2名(イェニーとカリーナ)ということで、帰省中の長女(大学生)から交流プログラムの全日程に参加してもらいました。初日は歓迎セレモニー、2日目は遊佐町での坐禅、お茶体験、体育館でのレクレーションに海水浴、そして温泉入浴に大花火大会と、朝から晩まで密な日程でした。3日目は家族も参加してのパークゴルフ(午前中)、午後は各家族のオリジナル企画ということで、我が家は釣りとBBQを楽しみました。
2人共とても朗らかで優しく、好奇心旺盛でした。自分の意見をしっかり言える子達で、ドイツという国の、文化や歴史等様々な分野に関して、こちらの質問に丁寧に答えてくれました。こちらも日本のことをできるだけわかりやすく伝え、彼女達も興味深そうに聞いてくれました。たった3日間でしたが、我が家にとてもなじんでくれたように感じました。
最終日31日のさよならパーティでは、ドイツ人やホストファミリーに加え、スポーツ少年団のスタッフや酒田市や遊佐町の担当者も一緒になり、大変楽しいひと時を過ごしました。ありがとうございました。
彼らは現在は東京に滞在しており、7日の月曜日に帰国の途につく予定です。日本での沢山の思い出を、故郷に持ち帰るのでしょうね。今後もドイツと日本のスポーツ交流が続きますよう願います。