ウルトラマンについて
2017.01.15前の投稿で「初代ウルトラマン」の話題を出しましたが、10年前の「広報」に園長が書いた文を掲載させて頂きます。皆さんもウルトラマンの思い出がありますか?
「帰ってきたウルトラマン」 (平成19年度「広報わかくさ」 第1号 園長 大滝宗徳)
数ヶ月前、年中組の息子と一緒に三川ジャスコに「ウルトラマンメビウス」の映画を見に行ってきました。息子のためにちょっと付き合うかというような気持ちでした。
ところが、映画が始まってしばらく経ってから、私はスクリーンに釘づけになっていました。なぜならそこには、私が幼児期に夢中になっていた初代ウルトラマンやウルトラセブン等の変身前の人間の俳優達が、そのまま四十年の時を経て出演していたからでした。
(お~、ハヤタ隊員、白髪頭だ。大分太ってしまったなあ)(モロボシ隊員、今でも地球を守ってたのか)などと心の中でツッコミを入れながらも、懐かしさに感激している自分がいました。彼らの変身シーンでは、当然一緒に変身し(心の中で)、怪獣とも一緒に戦っていました。六十代になっても、子ども達の夢のために一生懸命演じている俳優達に感銘を受け、同時に、当時無邪気に友達とヒーローごっこをして遊んでいたシーンが一挙によみがえり、何とも言えないほのぼのとした気持ちになりました。
商業目的のメディアが作るキャラクターに翻弄されていると言われればそれまでですが、子ども達は、ヒーロー、ヒロインに自分を重ね合わせ、愛や正義、勇気を学ぶ側面があるのも事実です。私自身も映画がきっかけで、正義のために戦っていた自分(?)を思い出し、古き良き時代を回想する事ができました。
幼稚園では子ども達がヒーローで、私はもっぱら怪獣役でやられてばかりいます(これがけっこう痛いんです・・・)。さすがにウルトラマンに変身するのは無理ですが、今の子ども達が成人して、子どもを連れて幼稚園に帰ってきた時、映画の俳優達のように、「園長、大分年とったけど、いまだに元気あるなあ」と思われるように、気持ちはもちろん、体力でも充実していけるように日々鍛えていきたいと思います。シュワッチ!