理事長ブログ

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年別ア―カイブ: 2020

園長ブログ最終回

2020.03.31

平成18年度より園長を務めてきましたが、本日をもって退任します。14年間大変お世話になりました。ありがとうございました。明日4月1日からは、姉で教頭の大滝美樹が新園長に就任します。私は元々学校法人の理事長と園長を兼任しており、新年度からは理事長専任となります。ということで、体制は大きく変わりません。よろしくお願いいたします。

平成6年に僧侶の修行を終え酒田に戻り、お寺の副住職、若草の副園長としてスタートしました。右も左もわからず戸惑うばかりでしたが、屈託ない園児の遊びの誘いに応じて、毎日「はしる、ぶつかる、なく、わらう!」。しだいに幼稚園生活にどっぷりとハマっていきました。自然豊かな園庭で、子どもたちと汗を流して走り回る気持ち良さ、そこからもらうパワーと活力。すべてが新鮮で元気溌剌の日々でした。

保護者、特にお父さんたちとの交流も私の生きがいの素になりました。若さゆえのフットワークの軽さで何でも実行する皆さんのおかげで、アイデアがすぐに現実のものになっていきました。マウントキャビン、ツリーハウス、トンボ池、泥んこプール、カブトムシハウス、スクーター小屋、畑の東屋、ベンチ付きテーブル等…、毎年のように様々なものを作りました。また、すくすく畑の開墾や森の山探検道の開発等も含め、園児というより大人自身の冒険心をくすぐるものに、夢中で取り組んでいたものです。でもそれらは、今では子どもたちにとって欠かせないものになっています。森の山やすくすく畑の活動を通して感じる自然の摂理は、大自然そのもののシナリオであり、人間の作為はありません。幼児期にそこに触れることが大切だと思います。

また、メタボ対策と反省会のビールのために取り組んだトライアスロン、デュアスロン、ハーフマラソン、巡回駅伝。飲むために走るのか、走るために飲むのか…もはやよくわかりませんが、汗を流すことが大事だと思っています。汗を流して頑張る親の姿を見て、我が子が何かを感じるでしょう。また、一時毎年のように結成された保護者のロックバンドも同じです。あるバンドのTシャツにプリントされたメッセージ「If parents shine, children will also shine」。「大人が輝けば子どもも輝く」のです。そして「子どもが輝けば大人も輝く」のです。これらはPTA活動としてはやりすぎだったかもしれませんが、私にとって第二の青春時代でありました。

7年前に父が亡くなり、母も高齢になり、徐々にお寺の仕事の比重が増していきました。ここ数年は、園児や保護者と関わる頻度が大分減ってしまいました。認定こども園になり、より公的な役割、そして園児の安心、安全の保証が園長に求められることを考えると、今の自分ではそれが果たせないことを痛感していました。それが今回の交代の理由です。新園長の大滝美樹は、創業者の大滝宗光の娘で私の姉でありますが、現場で長く保育に携わり、教頭としても経験を積みました。きっとその役割を充分に果たしてくれるものと思います。私も理事長としてサポートします。

長くなってしまいましたが、いつも元気でかわいい園児たち、そして笑顔で一生懸命園のために協力して頂いた保護者の皆さんに支えられ、幸せな園長生活でした。本当にありがとうございました。

今後とも、若草幼稚園、若草ベビールームをよろしくお願いいたします。

2020.03.31 園長ブログ最終回

荘内日報の記事

2020.03.31

コロナウイルス拡大の中、外国人の来訪について話題にするのは恐縮ですが、「地域通訳案内士」の詳細が荘内日報に掲載されました(園長の写真、コメント含む)。当分は無理ですが、将来また、庄内を訪れる外国人へ魅力ある地域をアピールしたいです。

2020.03.31 荘内日報の記事

北庄内地域通訳案内士

2020.03.30

このたび、北庄内地域通訳案内士(英語)の認定を受けました。北庄内(酒田市、遊佐町、庄内町)を訪れた外国人の通訳ガイドの活動を通し、この地域の素晴らしさを伝えていこうと思います。また、機会があれば若草園児との交流も図っていきます。よろしくお願いいたします。
NHKニュース「北庄内地域通訳案内士 認定証交付式」

2020.03.30 北庄内地域通訳案内士

「自分の砂場」(「広報わかくさ」掲載)

2020.03.30

私は保護司を拝命して十六年になります。保護司とは、罪を犯して刑に服した人が、出所後社会で更生するためにサポートする役割です。その関係で以前、山形市の少年鑑別所を訪れる機会がありました。そこには、非行を犯した少年、少女が残した文章がありました。

〇「被害者のことを考え、自分のしたことはとても許されないことだと思いました。」
〇「自分を見つめ直し、考えや気持ちを整理することができました。」
〇「面会と手紙で、両親と冷静に話ができました。親の気持ちがよく分かりました。」
〇「早寝早起き、朝・昼・夕の食事をきちんととること、運動をすることは、とても大事なことだと思いました。」
〇「先生は真剣に話を聞いてくれました。」「僕は素直に話をすることができました。」「先生は僕を分かってくれました。」
〇「注意されることはとても有り難いことだと思いました。」
〇「家での生活は、本当は幸せだったのだなと感じました。」

 私はこれらの文章を読んで、「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ(ロバート・フルガム、河出文庫)という本のことが思い浮かびました。

『人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか。本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった。人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、幼稚園の砂場に埋まっていたのである。わたしはそこで何を学んだろうか。
・何でもみんなで分け合うこと
・ずるをしないこと
・人をぶたないこと
・使ったものはかならずもとのところに戻すこと
・人のものに手をださないこと
・誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと
・釣り合いのとれた生活をすること 毎日少し勉強し、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと
・おもてに出るときは手をつないで、はなればなれにならないようにすること
・「不思議だな」と思う気持ちを大切にすること』

 非行を犯した少年、少女が一定期間少年鑑別所で過ごし、規則正しい生活を送ることによって徐々に自らを反省し、更生の道を歩んでいく。それは、新たに何かを学ぶということでなく、幼い頃、幼稚園(保育園)の砂場で遊ぶことで自然と会得していったことを、彼ら自身が思い出すことではないでしょうか。
 「砂場」という言葉を象徴的に使っていますが、遊びの楽しさ、喜びを存分に感じると共に、遊びのルールを知り、友達との関わりにおいて発生する様々なトラブルを経験することで、人格は形成されていく。「人間、どう生きるか、どのようにふるまい、どんな気持ちで日々を送ればいいか」を幼児期にすでに学んでいて、いくら年をとっても、後は原点であるそこに行きつく(戻る)。思春期になりすべてを否定してしまう少年、少女の心のどこかにも、「自分の砂場」は残っていて、そこからやり直していくのです。
 今春若草を巣立つ皆さんも、将来様々な葛藤を抱え、思い悩む日々が来るかもしれません。そんな時は、是非「自分の砂場」を思い出し、試練を乗り越えていってほしいと思います。

 卒園おめでとうございます。

2020.03.30 「自分の砂場」(「広報わかくさ」掲載)

「雪のないすくすく畑」

2020.01.30

1枚目の画像は、12月初めに耕運機で畑の天地返しをした時のものです。あれから2ヶ月程経ち、例年この時期は畑一面雪で覆われて真っ白なのですが、今年はまだ土がむき出しのままです。冬の寒さで土壌中の菌を死滅させるため畑全体を掘り起こしても、この暖冬で果たしてうまくいくのか?新年度からのすくすく畑の活動が、少し心配です。

ほうれん草や白菜等、雪に覆われて寒さに触れると、「寒じめ」と言って甘みが増しますね。野菜が寒さに耐えるために葉の水分を減らし、糖を増加させるからだそうです。現在すくすく畑には、玉ねぎ、にんにく、そら豆の苗が冬越えしていますが、これからの生長が気になるところです。やはり季節のメリハリがあってこそ、「旬」の美味しさがあるわけですから。

フェイスブックでは昨秋の収穫活動を紹介しなかったので、今頃ですが一部アップします。今年度も保護者のご協力のおかげで、子ども達がエネルギッシュな活動ができました。ありがとうございました。3月末の堆肥すき込み作業も、ご参加よろしくお願いします!

2020.01.30 「雪のないすくすく畑」

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