園長ブログ

トップページ > 園長のつぶやき > おなかの中のおそうじ(「あんふぁん」東北版11月号のコラムに掲載)

おなかの中のおそうじ(「あんふぁん」東北版11月号のコラムに掲載)

2011年10月12日

 「お母さんのおなかの中とっても暖かかったんだよ」、「おなかの中でお母さんが話しかける声を聞いた」、「中は暗かったけど、外へ出たらとても明るかったの」、私が園児に尋ねると、そんなふうに答える子が時々います。皆さんも、お子さんからそのような言葉を聞いたことがありませんか?

 胎内記憶を研究している池川医師(横浜市の池川クリニック院長)が、六歳までの子どもを持つお母さん達に対して調査を行った所、おなかにいた時や生れた時の様子を表現する子どもの数はかなりの割合にのぼったそうです(その記憶も、小学校に行く頃にはなくしてしまう事が多いそうですが)。

 あるお母さんが、「うちの子ったら、『お母さんのおなかの中を、よくおそうじしてあげたんだよ』なんて言うんですよ。何を言いだすかと思ったら…」と笑いながら話す事がありました。

 池川氏の著書には胎内記憶の事例が沢山掲載されておりますが、「おそうじ」という表現は複数出てくるようです。ある男の子の言葉にこんなものがありました。「おなかの中にいた時、おそうじしてたんだよ。お母さんが疲れてる時は、おなかの中が汚れてるから、おそうじしてあげるの」。

 「おそうじ」の謎が解けました!何とおなかの中の赤ちゃんは、自分を産むために頑張っているお母さんに、一生懸命励ましの念を送っているのです。妊娠中のお母さんの疲れやストレス、不安を「おそうじ」してあげて、お母さんに満ち足りた気持ちになってもらい、この世に誕生する日を待っているのです。

 そう考えると、どんなに子育てが大変で疲れたとしても、「おそうじまでしてくれて、私のもとへ生まれて来てくれてありがとう」なんて気持ちになりませんか? 

このページのトップへ