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「おもいでのアルバム」(広報「わかくさ」第221号掲載)

2013年03月19日

卒園式の日、オルゴールを卒園生に贈るのですが、その中の曲は「おもいでのアルバム」です。お家に帰ってオルゴ ールを開いた時、このメロディが流れだし、みんなの集合 写真を眺めていると、なんだか悲しくなって涙を流す子も いるそうです。そんな話を毎年聞きます。

1 いつのことだか おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう うれしかったこと おもしろかったこと いつになっても わすれない
2 春のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう ポカポカお庭で なかよくあそんだ きれいな花も さいていた
3 夏のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう 麦わらぼうしで みんなはだかんぼ お船も見たよ 砂山も
(間奏)
4 秋のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう どんぐり山の ハイキング ラララ 赤い葉っぱも とんでいた
5 冬のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう もみの木かざって メリークリスマス サンタのおじさん わらっていた
6 冬のことです おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう さむい冬の日 あったかいへやで たのしい話 ききました
7 一年中を おもいだしてごらん あんなこと こんなこと あったでしょう  桃のお花も きれいに咲いて もうすぐみんなは 一年生
(作詞 増子とし 作曲 本多鉄麿)

歌詞を見てお気づきだと思いますが、冬の歌詞が二つあります。これは、作詞の増子としさん(保育園園長)がクリスチャン、作曲した本多鉄麿さん(幼稚園園長)がお坊さんだったこと、また、幼稚園、保育園の経営母体がお寺やキリスト教会が多いということにも配慮されているからだそうです。昭和三十四年(一九五九年)に発行された増子とし全集(フレーベル館)で、初めてこの歌が発表されました。五十年以上経っても変わらず歌い継がれています。

若草の卒園生は、オルゴールのこの曲を聴いて何を思うのでしょうか?歌声はなくても、メロディを聴いて、この曲に込められた思いを敏感に感じとっているのかなと思います。これまで過ごしてきた幼稚園の園舎、園庭、お世話になった先生、そして、一緒にずっと遊んできたお友だちとの別れの寂しさを、このメロディと集合写真が改めて思い起こさせてくれるのかもしれません。晴れがましい門出の前の、しばしの切なさです。

あんなこと、こんなことあった若草幼稚園を、いつまでも忘れないでください。卒園おめでとうございます。

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