若草・ライフ・バランス!?
2014.01.22 雪のちらつく1月18日(土)、酒田地区私立幼稚園PTA連合会主催の研修会が、ホテルリッチ&ガーデンを会場に行われました。
今年度の講演テーマは、「子育てとワークライフバランス」。
講師は、山形県男女共同参画センター「チェリア」の有川 富士子さん。
ワークライフバランスという言葉は聞いたことがありましたが、詳しくお話をお聞きするのは今回が初めて。
ということで、基礎的な情報はもちろん、フロアの皆さんからの実践報告など勉強になる話をたくさんお聞きすることができました。
まずは基礎理論。ちょっと復習すると…、
Q1 ワークライフバランスとは?
→読んで字のごとく「仕事と生活の調和」。世代や性別に関係なく、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など、様々な活動について、自ら希望するバランスで展開できる状態。仕事と生活の調和の実現は、一人ひとりが望む生き方ができる社会の実現にとって必要不可欠。
Q2 仕事と生活の調和した社会とは?
→①就労による経済的自立が可能な社会 ②健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会 ③多様な働き方・生き方が選択できる社会。
Q3 子育て期のワークライフバランスのポイント
→①夫婦の役割分担を検討する。 ②時間管理を工夫する ③支援者や理解者を増やす ④制度を活用する(もっと長いタイトルだったのでメモしきれず短縮…) などなど。
ついで、フロアの3名の方による発表と質疑応答。
仕事や家族構成、住んでいる地域など、生活状況の異なる3名のお父さんが、それぞれの一日を発表し、フロアより質問をうけ、ご自身が日ごろから工夫されている事を紹介されました。
その中で印象的だった質問がこちら。
「奥様のストレスをどのように解消していますか?」
3名のお父さんたちからは、夜9時から一緒にお酒を飲む、休みが一緒の時に一緒の時間を過ごす、などのご家庭で工夫している点についての声がきかれ、講師の有川さんからは、ママとしてご自身が子育て期の頃を振り返り、「一人の時間が欲しかった」といった意見が出されました。
さて、では私は?我が家は?
私なりに気をつけていることはあるのですが、独りよがりではまずい!と思い、しばらくしてから妻に聞いてい見ました。
私:「あの~、私なりには、できるだけ夫婦の会話の時間を設けるようにしているのですが、それはお母さんのストレス解消につながっているのでしょうか?それよりも一人の時間の方が必要でしょうか?」(もちろん敬語で)
妻:「どうかな?その時々だけど、お父さんがそう思っているならいいんじゃない。」
ベストな選択ができているわけではないのかもしれませんが、まずまずといったところなのかな!?と勝手に解釈し、自己肯定感を高めた私でした。
自分で決める仕事と生活の調和、ワークライフバランス。
PTA活動にかける情熱も自分で決めることですが、それも家族の理解あってのこと。
仕事オンリー、若草オンリーとならないように、これからも「若草・ライフ・バランス」を保ちながら、楽しいPTA活動をしていきたいなとあらためて感じた研修会でした。
そして、研修会終了後からは、こちらも恒例の懇親会。
各園の紹介があり、毎年若草幼稚園は毎度、最後の紹介。(あいうえお順ということですが…)
今回はお父さん、お母さん会わせて22名の皆さんにご協力いただき、圧巻のパフォーマンスで会場を盛り上げてきました。
きっと、4月からの入園児が増えることでしょう!
研修会と懇親会にご参加いただいたお父さん、お母さん。
本当にありがとうございました。
あらためて若草のパワーを感じるとととも、一緒に楽しめる仲間がいることを嬉しく思いました。
また、お父さん、お母さんを出席させていただくにあたり、ご家庭で子供たちの面倒を見て下さったご家族のみなさま。こちらもありがとうございました。
ご参加いただいた、みなさんと支えて下さった皆さんに、あらためて感謝申し上げます。
卒園まで後少し、残りの若草ライフもバランスを取りながら楽しんでいきましょう!