若草の鬼魂
2014.02.09ちょっとおそくなりましたが、2月3日(月) 豆まきに参加してきました。
今年の鬼は9匹。今年も屈強な鬼が集まりました。
子ども達には、「鬼は森の山にいて、毎年節分の頃になると幼稚園にやってくる」ということになっていますが、
実際はせんじん窟のあたりにいたりして・・・。(子どもには内緒です)
そして、今回も鬼は記念撮影をした後に、幼稚園へと向かい子ども達のもとへ。
鬼がくる前は余裕の表情を見せる子ども達もいたりしますが・・・
鬼がくると表情は一変し、ホールには子ども達の逃げ回る声が響きました。
それもそのはず、鬼は体が大きい上に力も強く、金棒やはさみ、包丁なども持っています。
その上、ピアノも弾きます♪
もちろん、豆や歌は全く効きません。
先生達が、「鬼がきたら豆を投げて!」とか「大きな声で歌うよ」と教えているのに・・・。
その後、ホールで大暴れした鬼は、ボスの合図で琢成小学校や中町通り商店街へと消えていきました。
ホールに残った子ども達は、今までの緊張の糸が切れたかのように、一斉に泣き出します。
なぜ、若草の鬼はこんなに怖いのか?ここまで怖いのか?
すぐ近くの双葉幼稚園に行くと、同じように豆まきをしますが、最後は鬼と子ども達が和解して記念撮影をします。
昨年度初めて参加したときは、そのことに衝撃を受けました。
このスタイルもありかな?と思った頃に、中1になる長男と当時のことを話したところ、長男は当時のことをしっかりと覚えていてこんなことを言いました。
「はさみを持ってる鬼に追っかけられた」
「鬼にだっこされて振り回された」
「豆とか歌なんて全然きかないんだって!」
「若草の鬼はマジで怖いんだって!」
「鬼、半端ねえって!」
中1になる息子がいまだに、リアルに覚えている“若草の鬼”。
きっと“若草の鬼”は、いつの時代もこんな感じで受け継がれ、子ども達の記憶に残ってきたんでしょうか?
今は怖い思い出かもしれませんが、これが大人になったときに若草幼稚園の思い出として、仲間をつなぐきっかけになったりして。
先日、若草のOB同士で結婚したカップルのことがホームページにのっていました。
きっと、その二人も当時の運動会や“若草の鬼”のことで盛り上がったんのでしょうね。
鬼のお面には、50年におよぶ歴史があります。
来年度は、お面の新調も計画されているようですが、お面は変わっても“若草の鬼”は変わらず、怖い鬼であってほしいと思いました。
今年も来てくれた個性豊かな“若草の鬼”の皆さん。
どうもありがとうございました!
そして、これからも若草幼稚園の子ども達をよろしくお願いします(^^)
最後は、今年初めてのハーバーラジオジャック!
ハーバーラジオの襲撃は、完全にボスの思いつきでしたが、ボスは来年も必ず来る!と断言していました。
ハーバーラジオの皆さん、来年もアポなしで襲撃に行くと思いますので、こちらもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m