畑は「幸せの場所」
2017.05.02今日のブログは園長です。画像は、昨日1日の年長園児のほうれん草と人参の種まきのシーンです。子ども達はちっちゃな種を、優しくそっ~と土に埋めていました。「大きくなあれ」とつぶやきながら。
私は現在ようやく足の状態が良くなり、すくすく畑にも出られるようになりました。まだ作業は騙し騙しですが、青空の下、日光を浴びながら畑の土をいじることができ、本当に気持ちがいいです。
前にも紹介しましたが、『米国の学者の研究結果として、土壌中に含まれる微生物により、体内のセロトニンが活発に放出されることが実証されました。セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、気持ちが元気になったり、物事をポジティブに考えるという作用があります。「うつ」の症状の患者に対して、泥んこ遊びや畑作業をさせて、土に含まれる微生物の働きでセロトニンを分泌させ、うつ症状を改善させる試みが図られています』。
今の私にこれが当てはまるのです。入院生活や室内で安静にしている期間が長かったせいか、気持ちもかなり内にこもっていたなあと思います。今は畑に出て、少しずつ作業をするのが最大の楽しみです。幸せホルモンの「セロトニン」がいっぱい分泌しているのが実感できます。子ども達にも同じことが言えると思います。畑で遊んでいるだけで、きっとさらに生き生きしてくるでしょう。
まさしくすくすく畑は、私や園児にとって「幸せの場所」です。保護者の皆さん、この幸せを共有しましょう。次回の作業協力をよろしくお願いします(笑)。