私のタイムカプセル・・・
2017.08.08 こんにちは。土門です。毎日暑いですね~。プレイスクールの子ども達は、暑さに負けず毎日元気に登園しています。今日は、年長サンが大工さんになって木工遊びを楽しんでいました。本物のかなづちや釘を使うこともあって、みんな、じっくり集中して、夢中になっていました。その真剣なまなざしがとってもかっこよくみえましたよ~。
さて・・・先日、5日は、9回目のタイムカプセルオープン式が行われました。20歳を迎えた卒園生が集まり、懐かしい映像を見たりしながら、当時を思い出し、思い出話に花を咲かせていました。
今回タイムカプセルに集まってくれた卒園生・・・私にとってとても思い出深い子ども達です。
今から15年前、大学4年生だった私が若草に実習に来たときに1ヶ月一緒に過ごした年長かなりや組の子ども達です。
当時、「子どもに携わる仕事につきたい!先生になりたい!」その思いはゆるぎなかったものの、学生の私には、幼稚園の先生、保育所の先生、学校の先生の漠然としたイメージしかなく、自分が本当になりたいもの、やりたいことは何なのか悩んでいました。そんなときに実習で出会ったのが、今年タイムカプセルに来てくれた子ども達です。
私が幼稚園のときにあこがれていた、F先生の担任するかなりや組での実習では、学ぶことが多く、とても充実した時間を過ごさせていただきました。何より、子ども達が、生き生きと遊び、きらきら輝き、本当に楽しそうに過ごす姿が印象的で、一緒に過ごせた時間が、本当にかけがえないものに感じられました。そして、実習最終日・・・子ども達の前で涙涙で別れの挨拶をしました。そのときに、もらった子ども達からのメッセージ・・・実習が終わってからもこのメッセージを見返しては、泣いていたように思います。
この出会いが、私に幼稚園の先生になることを決断させてくれました。今、こうして若草幼稚園の先生として沢山の子ども達と素敵な時間を過ごせているのはあのときの子ども達との出会いがあったからこそ!そう思いながら、先日のタイムカプセルオープン式に参加しました。「先生になる!」そうこころざしていた若かしきころのいろいろな思いがよみがえり、私にとってもタイムカプセルを開いたような素敵で、懐かしい時間でした。
当時もらったメッセージ・・・今も大切にとってあります。私の幼稚園の先生となる原点・・・大事な宝物です。先日タイムカプセルに来てくれた皆さんにとっては、ほんの1ヶ月いたお姉さん先生(当時は、お姉さんでした・・・今はとてもお姉さんは無理ですが・・・)の記憶はないかもしれませんが、私にとっては、人生を決める大事な出会いでした。
子ども達は、そのままで、ありのままであるだけで、ひとの心を動かす力があると思います。それだけ、一人一人が尊くて、大事な存在で、そして、無限の可能性があるのだと思います。そんな子ども達と一緒に時間を刻める今の仕事に導いてくれた卒園生の皆さん・・・本当にありがとう!!!20歳になったみんなも輝いていました。これからどんな人生を歩むのかな・・・いつでも幼稚園に遊びに来てくださいね。
明日は、ことりぐみの先生です。