2学期、無事に終業式を迎えます
2015.12.17 昨日(16日)は餅つきでした。普段とは違い、台所はもち米をふかすために子どもたちは職員室にも入れません。そのことを十分わかっている年長児Aちゃんが、台所にいた私のところに飛び込んできて
「先生がね、幼稚園に行ってもいいってー!」と叫んで保育室に戻っていきました。あっという間の出来事で、午後、片づけをしながら担任に聞いてみると、ずっと感染症で16日まで休むように言われていたとのこと。
餅つきをとても楽しみにしていたAちゃんはがっくりと首を垂れ、その落ち込みぶりをみた先生が
「それならば16日の朝、もう一度診察してみましょう」ということになったそうです。
結果は先述の通り・・・どれだけ嬉しかったことか想像がつき、その様子が目に浮かぶようです。
そのAちゃんも含め16日の欠席はゼロ、190名の園児が全員揃い、餅つきを楽しむことができたのです。
新学期から始まり、終わってみるとあっという間に明日は、2学期の終業式を迎えることができます。
その間に子どもたちは日々、いろいろな経験を積み重ね、友だちや先生と一緒に「みんなで一つの行事を楽しむことができる」までに成長したのです。これは一朝一夕にできることではなく、時間をかけて(人から言われることではなく)自らがそう思えるようになる、それは大切なことの一つだと思うのです。
入園したての頃、早くみんなと一緒に遊べるように、早くみんなと一緒に行動できるように、他の子はできるのにどうしてうちの子はできないんだろう・・・と思った方もいたでしょう。でも一人一人、顔が違うように、成長の度合も一人一人違います。周囲の大人はそのことを十分理解し、時には待たなければいけない・・・わかっていても
それがなかなかうまくできず、早く早くとせっついてしまうのよねぇ~(・・・今更ながら反省してますが)
でも、お家の皆様のご協力を得て、子どもたちは着実に成長してくれました。幼稚園としても嬉しい限りです。
そして迎える終業式・・・今年は創立60周年事業もあり、いつも以上にご協力いただきましたことをあわせてお礼申し上げます。ありがとうございました。
来年は申年、楽しい年賀状で初笑してくださいね。ご家族皆様でどうぞよいお年をお迎えください。
今年一年本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
無事に餅つきを終え、ホッとしている職員室・H子でした
明日は同じくホッとしているSUーさんです。