カブトムシの集団が一気に地上へ!
2013.07.01園長です。生き物シリーズということで、私もカブトの話題。このお茶箱、お寺の倉庫に置かれているのですが、中にはカブトの幼虫が100~150匹ほどいます。毎年カブトの幼虫は、園庭のカブトハウスで数十匹ほど育てていますが、今年はあるところから、大量に幼虫をいただきました。各クラス、ベビーとせっせと飼育ケースに仕分し、100匹ほどは分散させましたが、残りはこの中でサナギになっています。カブトハウスも含めると、総勢約300匹が、後わずかで来る羽化に備え、地中で虎視眈眈と変身中なのです。
想像できますか?300匹の成虫が、次から次へと地上に出てくる姿を。まだサナギになっていない幼虫も多く、羽化の時期はそれぞれ違うので、一気に大量地上出現ということはありませんが、それでも今月中にはかなりのカブトちゃん達が、「オギャー~~!」と生まれてくるでしょう。
結論を言うと、そんなに養えません!ゼリーもりんごもバナナも足りなくなります。食糧不足に陥るのは目に見えています。なので、希望する保護者へ里子に出そうと思っています。オス、メス一組ずつではどうでしょうか?大事に育てて下さい。希望者は飼育ケースに土を入れ、お子さんに持たせてください。よろしくお願いします。