酒田市巡回駅伝
2013.09.09 今日は園長の番です。昨日は恒例の酒田市巡回駅伝が行われ、若草からはPTA・OBの2チームが参加しました。今回で5年連続の出場となります。2チーム合計24名のメンバー、そのほとんが現役の保護者または保護者OBです。上の写真は、PTA・OBそれぞれのチームの同じ区で走るメンバーの2ショットです。皆さん走る直前で、内心はとても緊張しながらも、まだ余裕の表情です。
でも、走り終わると・・・・
こんな風になるのです。たった3キロから5キロなのですが、その分ペースはマラソンなどよりもだいぶ速くなり、短時間ながらかなり自分を追い込んでしまいます。だから、襷をつないだ直後は、ホッとすると同時に力尽きてしまいます。まあ、回復も早いですが。
そして、すべての走者が走り終えれば、もう後は笑顔のオンパレード。実はトップから30分以上離されると、その時点で襷が切れ繰上げスタートになるのですが、過去何度もその経験をしている若草チームなので、プレッシャーもけっこうあるのです。でも今回は2チームとも襷が無事につながり、みんな達成感でいっぱいです。それどころか、毎年最下位争いをしている2チームですが、今回はPTAチームが2部部門の7チーム中堂々の3位(1部は学区チームでレベルが高い)。閉会式で賞状と盾をいただき、思わぬご褒美でした。左下の写真は、5回連続出場で記念のメダルを貰った加藤選手と佐原選手。やはり継続は力ですね。
駅伝なんてハードルが高くてとてもとても・・・と思う方もいると思いますが、参加しているお父さんたち(お母さんも)は、過去にメタボ体型だったり、運動なんかほとんどしたことがなかったりなど、皆さん中年になり自分の健康に不安になり走り始めたという人が多いのです。今回走った選手で、過去に120キロの体重を誇った(?)方もいるぐらいです。あるお父さんからは、「健康診断の数値がすべて改善した。走るようになって本当に良かった!」との嬉しい報告がありました。
タイムも速い人もいれば、遅い人もいる、それでいいのです。みんなでカバーし合えばいい。走っているうちに、汗をかく気持ちよさを知り、大会に恐る恐る参加してみる、襷をつなぐことの意味を知る、やってよかったという心境になるようです。
また、2チーム合計24名の大所帯なので、選手の搬送や写真の撮影など、サポートの役割を担うメンバーにも今回はとても助けられました。皆が自分の役割を全うし助け合って頑張った結果なので、ゴール後はとても清々しい気持ちになりました。反省会も盛り上がったのは言うまでもありません(笑)。
若草幼稚園のPTA活動の根幹には、「大人が輝けば子どもも輝く!」という理念があります。駅伝に限らずどんなことでもいいから、大人が情熱を持って何かに取り組む姿勢を見せれば、子どもはその背中を見て自らが輝くきっかけになるのだろうと思います。
メンバーの皆さん、お疲れさまでした! 興味を持った方、一緒に走りましょう!