関わり
2011.12.07 今日、我が家の黒柴犬の「くう」が、初めて幼稚園の保育室を訪れました。生後約3ヵ月でワクチンの注射も完了し、ようやく外での散歩もできるようになりました。各保育室を回ったところ、子ども達は「かわいい!」と近付いてくるのですが、くうの方は大勢の子ども達にビビり、ガタガタ震えていました。
集団生活に全く慣れていないくうは、おそらく、いちごクラブの初日で初めて幼稚園に来たお子さんと同じような心境かもしれません。これからいちごクラブのかおる先生のもと、犬としての社会性を身につけていってほしいです。そのかおる先生、生後3ヵ月の犬が恐くて、職員室で震えていました。
今夜、第2回目のさかた寺子屋塾が浄徳寺さんで開催され、山形大学名誉教授(前学長)の仙道富士郎氏のお話を聞きました。その中で、仙道氏はあるグラフを示されたのですが、
何とそれは、世界の中で、日本人が社会の中で人づきあいが極めて悪い、あるいは社会の絆が失われている(社会的に孤立している)ことを示した図なのでした。日本は、家族以外の人と社交のために全く、またはめったに付き合わない人の比率が、OECD諸国の中で最も高いのです。
詳細についてはリンク先のページを見ていただきたいのですが、日本人はそんなに薄情なのかなあと疑問に思います。でも確かに、「孤独死」や「無縁社会」という言葉が当たり前のように語られる社会というのは、健全ではありませんね。
こんなグラフを見せられて、幼稚園の子ども達はもちろん、大人も、そして犬のくうも、生きていくには他者との関わりが最も大切なんだよなあと改めて感じた一日でした。
明日はプレイの小山先生です。