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夏季保育(寺報『境内と園庭』秋号)

2007年09月10日

 雨のため加茂水族館に行ってきましたが、みんなで見る楽しさを味わえたのではないかと思います。「この魚でっかいなあ!」とか「この模様不思議ね」、「どうしてじっとしてるんだろうね」などと、魚の神秘に触れながら、友達との会話を楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。クラゲの鮮やかさには素直に感動し、アシカショーでは感嘆の声の連続でした。
 市営体育館で美味しいお弁当を食べ(さやちゃんの「ゲゲゲの鬼太郎弁当」にビックリ!、さすが!)、園長得意の「へっこきよめ」の紙芝居で笑わせた後は、広いスペースを存分に使ってのサッカー。お兄さん先生として同行していたデンマーク人のクリストファー君とその友達の山田君は、共にサッカー部出身ということで華麗な技術を見せてくれました。接戦の末にかなりやが勝利しました。スイカ割りで盛り上がりは最高潮に達し、何度叩いても割れなかったスイカを、園長の特権で最後に割らせてもらい、喝采を浴びて大変いい思いをさせていただきました。
 園に戻ってからはすくすく畑での収穫です。雨はしとしと降っていましたが、強行突破です。先日の収穫祭で夏野菜はほとんど収穫しておりましたが、毎日次々となるミニトマト、ナス、そして初収穫のトウモロコシ、でっかいユウガオ、スイカとメロン(ちょっとまだ早かったようです・・・)等をゲットしてきました。
 お風呂はスパガーデン。履いていたパンツを厳重に緑のビニール袋にしまいます(これをしないと、また古パンツを履く輩が続出)。子ども達が一斉に入ると、他のお客さんに迷惑にならないように、お父さん先生達と一緒にゴシゴシとスポンジで洗ってやります。ふとよそ見していると、サウナ用の水風呂でギャーギャー騒ぐ男達。「こらあ!」と鳥号運転者の渡部さんが一喝。次に外のプールに突撃。結構深いので、私が真ん中に陣取ります。ここは狭いですが最高に面白いですね。ぴょんぴょんとジャンプしながら楽しんでいます。そろそろ上る時間がやってきましたが、みんな言うことを聞きません。「上れー!」、私の目いっぱいの大声でやっと我に返る子ども達でした。
 園に戻って若草バイキング。食事班の先生が一生懸命に作ってくれた料理に、すくすく畑で収穫した野菜も合わさって本当に美味しそう。モリモリ食べておかわり続出でした。食事の準備から後片付けまで、子ども達がグループ毎に行いました。
 ふとん敷きでのはしゃぎようも微笑ましかったです。友達と一緒に寝ることの嬉しさが体中から出て、転げまわっていました。
 若草わくわくランドの「宝さがし」。「エイエイオー!」と雄たけびを上げ、いざ出陣。どこのコースもいろんな仕掛けが用意されています。私もビデオ撮影のため全コースを回りました。怖くて泣いてしまう子もいましたが、友達が励ましてあげ、勇気を振り絞り、みんなで園歌を合唱(絶叫)して進んでいました。最後に宝を見つけた時の喜びよう!泣いていた子も満面の笑みに変わっていました。
 真っ暗な中での「キャンドルサービス」。女神様より火を受け取り、次々と子ども達のロウソクに灯していきます。ここの場面はスナップ部のお父さんから撮っていただき、幻想的な場面としてUPできました。今日起こった様々な出来事を思い浮かべ、楽しさ、意欲、思いやり、勇気の気持ちを改めて心に刻みました。「ぼくたちの歌」を合唱するシーンに、お父さん先生も感動したそうです。(後日ビデオで確認できます)
 「ブラックシアター」で電飾画面がパッと点いた瞬間、「わー、きれい!」と感嘆の声が上りました。「金の斧、銀の斧」の物語を楽しみました。
 いよいよ就寝の時間です。「今日は楽しかった!」「おもしろいことばかりだった!」と、私の質問に輝くような笑顔で答えてくれました。早番のお父さん先生がお別れの挨拶をした時、「握手して!」と駆け寄る子ども達。素直に感謝の気持ちを出せるのだなあと感心しました。
 夜は、先生達は寝ないで子ども達のお世話をします。トイレに連れていったり、寂しくなった子に添い寝してやったり・・・。また、遅番のお父さん先生も外を見回り、子ども達の安全のためにがんばります。(私は・・・夜中二時すぎに撃沈してしまいました)
 翌朝早朝に起床。本堂でのお参りです。お坊さん達の読経に静かに聞き入ります。まだ寝足りない子もいたかもしれませんが、みんな真剣な顔で座っていました。私が修行時代の話をして、「どんなつらいことでも、仲間と励まし合うことで乗り越えられる」というような話をしたら、神妙な顔でうなづいていました。
 美味しいサンドイッチとサラダの朝食を済ませた後は、いよいよお帰りです。園長の挨拶で、「夏季保育の最初の挨拶で、園長先生が言った言葉覚えていますか?」と質問したら、「いっぱい食べる」「いっぱい絵本を読む」、「いっぱい~」・・・の声が。それ、終業式で言った言葉だよ・・・!?(本当は「自分のことは自分でする」「友達が困っていたら助けてあげる」でした・・・)。でも、あるお父さんから後で、「うちの娘が帰る時、荷物を持ってあげようとしたんだけど、『園長先生が自分のことは自分でするようにと言ってたから、最後まで自分で持つ』と言ってました」と聞いて、(わかってくれる子もいたかー)と号泣(?)。
 ともかく、この二日間で子ども達は確実に成長したと思います。友達のいっぱいいい所も発見できたと思います。送り出してくれたお家の方々、ありがとうございました。そして、活動を共にしてくれたたり、朝まで見回りしてくれたお父さん先生、子ども達の笑顔をいっぱい撮ってくれたスナップのお父さん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

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