園長ブログ

トップページ > 園長のつぶやき > 「いのちの歌」(広報わかくさ平成29年度最終号)

「いのちの歌」(広報わかくさ平成29年度最終号)

2017年12月31日

先日、檀家さんである七十代の女性の葬儀が営まれました。その際、若草の卒園生の孫二人姉妹が、祖母のために弔歌を捧げました。中二の姉のキーボードの演奏に合わせ、小五の妹が「いのちの歌」を独唱したのです。

 

「生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに

胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ

この星の片隅で めぐり会えた奇跡は

どんな宝石よりも たいせつな宝物

泣きたい日もあり 絶望に嘆く日も

そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影

二人で歌えば 懐かしくよみがえる

ふるさとの夕焼けの やさしいあのぬくもり

本当にだいじなものは 隠れて見えない

ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

 

いつかは誰でも この星にさよならを

する時が来るけれど 命は継がれてゆく

生まれてきたこと 育ててもらえたこと

出会ったこと 笑ったこと

そのすべてにありがとう

この命にありがとう」

 

 おばあちゃん子であった姉妹が、涙を流しながら祖母のために弾き、歌う姿に本当に胸を打たれました。この姉妹が幼稚園の頃、一生懸命お世話していたおばあちゃんの姿が思い出されます。

 年長園児のご家庭でも、小学校へ上がる孫の成長を、祖父母の皆さんはとても喜んでいることでしょう。同時に、大空に羽ばたこうとする孫に、少し手を離れていく寂しさを感じる方もいるかもしれません。でもこの姉妹のように、これまで受けた祖父母からの愛情は「愛しい人々のあたたかさ」や「やさしいあのぬくもり」として、孫の心の中にずっと蓄積されていくのでしょうね。たとえいつか別れの日が来るとしても、「命は継がれてゆく」「この命にありがとう」と素直に思ってほしいと思います。

 

 卒園おめでとうございます。

このページのトップへ